毎日ヶ原新聞

日本全国、時々中国、たまにもっと遠くへ、忘れちゃもったいないから、旅の記録。

大阪まで1時間28分(何かと大荒れ冬休み;その5)

イメージ 2 ▲札幌新千歳から到着したJAL2805便が大阪伊丹行きJAL2154便に変身します。

 2015年2月11日、満席のボンバルディア。

 さて、青森で数日のんびりし、建国記念の日のこの日からは少し旅行をしようかと思いまして、青森空港へやってきました。

 2月7日に青森に帰ってきてからこの5日間、特にまとまった降雪はなく、例年なら、普段空き家になっている実家は屋根の雪の重みで倒壊しそうになり、周囲にうずたかく積もった雪で、家の前の道路から家が見えなくなってしまうほどなのに、今回は一度も雪下ろし・雪かきをしなくてもよいという、異常事態!この日の空港も、エプロンやスポットには雪はまったくなく、アスファルトやコンクリートが露出してしまっています。

イメージ 3 ▲青森空港展望デッキ。この部分は立入禁止なので、まだ雪がたっぷり残ってます。

 これから乗るのは、14:20発の大阪伊丹行きJAL2154便。13:45に札幌新千歳から到着したJAL2805便が機内整備の後に伊丹行きに変身します。

 この日のJAL2154便は、レジJA-206JをつけたJ-AIR所属のボンバルディアCRJ-200ER。このJA-206JのCRJ-200は、2013年5月6日に大分からJAL2362便として伊丹に着陸した際、駐機場に向かっている際に、右側エンジンに火災の表示が出て、発火したという事故を起こした機体。燃料の噴射ノズルと配管をつなぐカップリングナットのゆるみが原因だったようです。

イメージ 1 ▲飛行機の向こうはRWY24エンド方向。やはり2月初旬にしては雪が少なすぎ、春先という印象。

 JAL2154便は14時ちょうどに搭乗が始まり、乗り込んでみると、50人乗りという小さい機材ではありますが、満席です。休日だからかしら?

 搭乗が済むと、14:21にプッシュバックなしでタキシング開始。離陸はRWY24から14:25。僕は右側の列の最後尾の12番K席なので、離陸直後は、津軽平野のずっと奥の方、板柳、五所川原のあたりから岩木山にかけてを眺めながら、高度を上げていきます。

イメージ 4 ▲離陸してすぐ、機窓右側には雪の津軽平野が広がります。

 飛行はいたって順調で、おおむね本州の日本海側の海岸線に沿って南西へ飛んでいきます。15:16頃、松本市上空を飛行中とのキャプテンのアナウンスが入りました。前回、青森→伊丹便に乗ったとき、このあたりから富士山が見えたので、左側に座っていれば、この日も富士山を見ることができたかもしれません。

 そして大阪伊丹空港、15:53に短い方のRWY32Rに着陸し、オープンスポットの25番スポットに到着。飛行時間は1時間28分でした。前部ドアの裏側がタラップになっているので、ドアを開けるとすぐに降機できます。短い距離ですが、オープンスポットなので、ターミナルビルへはバスで移動。タラップで降機すると、機体を間近に見られていいですね(^^)。

イメージ 6 ▲オープンスポットに到着したので、ドア裏のタラップを利用して降機。

イメージ 5 ▲タラップを降りると機体が間近。「J-AIR」の文字も普段より大きく見えます。