毎日ヶ原新聞

日本全国、時々中国、たまにもっと遠くへ、忘れちゃもったいないから、旅の記録。

定番料理を次々に!(ハノイでクリスマス!;その13)

イメージ 5 ▲「Bò nướng lá lốt(ボー・ヌオン・ラー・ロット)」。見た目は黒いが、ウマイ!

 2014年12月26日、ビールが進む進む。

 それにしてもハンさんもフエさんもよー食べるなあ。どんどん注文しちゃってますよ。

 次にやってきたのは、うーーん、これも超シンプル!ハマグリをさっと炒めたもので、ハマグリのダシが出た塩味で、あっさりですがうま味がたっぷり出ています。あー、でもなんだか殻ばっかりで、身が少ないような……(^^ゞ。

 もう一つ、あっさり味なのは、揚げ豆腐。厚揚げみたいに固いんじゃなくて、ふわふわの揚げ豆腐。ハーブ野菜が添えてあるのがアクセントで、刻みトウガラシなどが入った醤油ダレにつけて食べます。このあっさりした感じがまたヨロシイ。

イメージ 1 ▲超シンプルな味付けのハマグリ炒め。カラの殻が多いような……

イメージ 2 ▲これまた超シンプルな揚げ豆腐。ふわふわです。右上の醤油ダレをつけて食べます。

 それから、あっ、これもベトナム料理の定番ですね。ソフトシェルクラブ(軟殻蟹)の揚げ物です。「Cua Lột(クア・ロット)」というらしい。 軟らかい殻を噛みしめるとじわっと海の味がします。ハノイ・ビールに合いすぎます!!

 更に、イカ焼きもやってきました。イカの一夜干しを焼いたものを「mực một nắng(ヌック・モッ・ナーン)」というそうですが、これも同じものかしら。表面にはかなり濃い色がついていて、いい味がついてそう。肉厚で、食べ応えがありそう。日本ではあまり食べない種類のイカだと思います。モンゴウイカ系かしら?

イメージ 3 ▲これぞ生春巻きに並ぶ定番、ソフトシェルクラブの揚げ物!

イメージ 4 ▲いい色のタレに漬けて焼いたイカです。

 そうだ、もう一つ、定番中の定番料理を忘れてはいけません。「Bò nướng lá lốt(ボー・ヌオン・ラー・ロット)」という料理で、ラー・ロットというハーブ系の葉っぱで牛肉のミンチを巻き、香ばしく焼いたものです。ラー・ロットの葉は、ブン・チャーを食べたときに、つけ汁の中に入っていたミニハンバーグにも使われていましたよね。緑の葉っぱも焼くことで真っ黒になり、見た目はそれほどよろしくないですが、ラー・ロットごと食べますと、パリッサクッとしたラー・ロットの食感のあと、ジューシーな牛肉ミンチがじわーっと来て、これまたビールに合いまくり!!

イメージ 6 ▲ラー・ロットの葉は焼いて真っ黒になっていますが、緑色が少し残っているところも。

イメージ 7 ▲パリッサクッとしたラー・ロットにくるまれているのはジューシーな牛肉ミンチ。

 あーーもうすっかりおなかいっぱいになりました!ハンさん、フエさん、素敵なお店を紹介してくれてありがとう!

 フエさんは自分のバイクに乗ってお店からまっすぐ帰宅。急に呼び出してごめんね。

 ハンさんはバイクを僕のホテルに置いているので、一緒に歩いて戻ります。お店の前は「Phố Lê Văn Hưu(レヴァンフー通り)」ですが、これを西へ歩いて、ホアンキエム湖へつながる「Phố Hàng Bài(ハンバイ通り)」を渡ると「Phố Nguyễn Du(グェンヅー通り)」。あれ、聞いたことのある通りだな。

 それもそのはず、この日のランチ後にコーヒーを飲みに来たカフェがこの通りにあったはず。なーんだ、以外とハノイ駅やホテルに近いところで食事してたんですね。

 レヴァンフー通りを西へ歩いて、ハンバイ通りの交差点に出る手前でハンさんが「ちょっと待って!」と呼び止めました。見るとそこにはコーヒー店が。「Cafe MAI」といい、ハノイでイチオシのカフェなのだそうです。コーヒー豆を売っているので、よし、お土産に明日買いに来よう!

イメージ 8 ▲ハンさんおすすめのコーヒー豆の専門店「カフェ・マイ」。