毎日ヶ原新聞

日本全国、時々中国、たまにもっと遠くへ、忘れちゃもったいないから、旅の記録。

ついに生春巻き(ハノイでクリスマス!;その12)

イメージ 3 ▲ベトナム料理の定番中の定番、生春巻き!

 2014年12月26日、ボトルのハノイ・ビール。

 ホアンキエム湖の北側半分をぐるりと散策し終わって、噴水ロータリーまで戻ってくると、そこでは晩ごはんを一緒に食べようとハンさんに突然呼び出されたフエさんが待っていました。フエさんとハンさんは大学時代の同級生で、今はそれぞれ違う日系企業に務めています。

 フエさんにお勧めのレストランを紹介してもらい、フエさんは自分のバイクで、ハンさんと僕はタクシーでそこへ向かいます。ホアンキエム湖の南端まで下り、そこから「Phố Hàng Bài(ハンバイ通り)」を更に南にしばらく下り、「Phố Lê Văn Hưu(レヴァンフー通り)」の交差点で左(東)に折れてちょっと行くと、そのレストランがありました。

イメージ 1 ▲フエさんお勧め、日本人もよく通うレストラン「Quán Cơm Phố」。

 そのお店は3階まであり、我々は2階のテーブル席に通されました。フエさんが「日本人もよく行くお店です」と言っていたとおり、隣のテーブルは日本人の家族連れでした。

 さ、まずはハノイ・ビールで乾杯しましょ。ホテルにあったのは缶バージョンでしたが、ここのはボトル・バージョンで、よく冷えてます。おいしいので、結局全部で4本ぐらい飲んじゃったかな?(^^)

イメージ 2 ▲ボトル・バージョンのハノイ・ビールでカンパイ!

 そしてまず最初は、なんと言ってもベトナム料理の定番中の定番、生春巻き!「Gỏi cuốn(ゴイ・クオン)」とか「Nem cuốn(ネム・クオン)」とかいうらしいですが、ついにこの代表的ベトナム料理をベトナムで食べられる時がやってきたのであります!いや~、春巻きの皮のこのシースルーな感じがたまりません。もちっとした食感が、中に巻かれたぷりっとしたエビやぱりぱりっとした野菜の食感などとあいまって、そしてこのつけダレがまた香ばしく、まさにまいう~~。

イメージ 4 ▲春巻きの皮のシースルー感がたまらないっす。

 ヘルシー志向のワタクシとしましては、野菜も大量に摂取したいところ。そこで野菜2種類の炒めものをオーダー。空芯菜と、チンゲンサイのもうちょっと細い感じの野菜の2種類です。どちらも香港でもよく食べる野菜で食べ慣れたものですが、ニンニクも使わずに最もシンプルに炒めてもらい、これが色が濃くてみずみずしくて、ヘルシーだしおいしいし、いくらでも食べられちゃいます。

イメージ 5 ▲こちらは空芯菜の炒めもの。しゃきしゃき感がたまらない。

イメージ 6 ▲こちらはチンゲンサイを補足したような野菜。サクサクした食感がおいしい。

 前夜のクリスマス・ディナー以来、ブンとかミンとかヌードル系のものばかり食べているので、そろそろお米が食べたくなってきたところ。そこで、チャーハンも2種類オーダー。一つはシーフード、もう一つは、うーん、なんだろう?ポークと豆類がたくさん入ってるやつ。どちらもおいしい。僕はですね、チャーハンはやはり長粒米じゃないとおいしくできないと思うんですよ。ぱらぱらの硬めの仕上がりで、かめばかむほど味が染み出てくるっていうのがチャーハンのおいしさですよ、ハイ。

イメージ 7 ▲シーフードのベトナム・チャーハン。エビとかイカとか。

イメージ 8 ▲こちらはポークや豆類がたくさん入ったこれまたおいしいチャーハン。