ハノイでバスに乗る。(ハノイでクリスマス!;その7)
▲トンニャット公園前バスターミナルで発車を待つ、これがハノイの路線バスだ!
2014年12月26日、車掌さん。
ティエンクアン湖に面したカフェでベトナムコーヒーを2杯堪能したあとは、ティエンクアン湖の西岸に沿って歩き、南岸にあるバス停へ。ティエンクアン湖の南側には「Công Viên Thống Nhất(トンニャット公園)」があり(「トンニャット」とは「統一」という意味だそうです。)、公園の入口近くの広場にバス停があるのです。我々はここが始発の11番のバスに乗るらしい。ハンさんが車掌さんとかに聞きながら案内してくれるので、僕にはどこへ向かおうとしているのかさっぱりわからんのですが。
▲ふっるーーい感じのバスの車内。車掌さんが切符を売りに来ます。
11番のバスの行き先は「Đại học Nông nghiệp Hà Nội」。「ハノイ農業大学」のことで、今は改編、改名して「ベトナム国家農業大学」になっているようです。
バスに乗り込むと、車掌さんが切符を売りに来ます。運賃は市内の路線バスは基本的に均一運賃のようで、どこで降りるのかしらないが、7,000ドンでした。日本円で約40円といったところでしょうか。
バスは全然混んでいなくて、ハノイの街なかをのんびり走ります。雑多な通りで突然漢字が目に飛び込んできたと思ったら、そこは「福林寺」というお寺。仏教のお寺は中国からの影響が強いからか、漢字が使われているのですね。
▲突然漢字が目に飛び込んできて、何かと思えばお寺のようです。
20分かそこら走ったでしょうか。ハンさんが車掌さんに尋ねながら、たぶん「ここで降りるんだよ」と言われて降りたのは、ロンビエン地区。降りたところから少し歩くと、フランス植民地時代に架けられたロンビエン橋のたもとのバスターミナル。ここにはたくさんのバスの路線が錯綜し、大勢の人がバスを待っています。我々はここから47番のバスに乗るらしい。47番のバスはどこへ行くのだろうか。
▲ロンビエンのバスターミナルにて。58番のバスは我々の乗るバスではありません。