毎日ヶ原新聞

日本全国、時々中国、たまにもっと遠くへ、忘れちゃもったいないから、旅の記録。

エル・アルがいるアル。(ハノイでクリスマス!;その1)

イメージ 3 ▲小雨模様の香港空港でテルアビブ行きのエル・アル・イスラエル航空に接近。

 2014年12月25日、クリスマスだ!

 年末年始は職場の留守番当番となってしまったため、出勤はしなくてもいいものの、香港にこもっていなければならなくなりました。しかし、香港はクリスマスが公休日なので、仕事は12月25日から1月4日まで11連休。11日間も香港に缶詰というのは、いくらなんでも耐え難い!

 そこで同じ班の同僚たちと相談した結果、12月25日から27日までの3日間は香港を離れてもよいという許可を獲得。3日間じゃちょっと短いけど、どこへも行けないよりはずっとマシ。よし、旅行しよう。

イメージ 1 ▲そんなわけでクリスマスの日の香港空港43番ゲート。

 行き先は、ベトナムのハノイ。日本で知り合ったベトナム人の友人がいて、ハノイに遊びに来いと前々から言われていたし、香港人の多くが海外旅行に出るクリスマスシーズンに、ハノイ往復のフライトにはたっぷり空席があったから。ま、クリスマスをハノイで過ごすというのも悪くないでしょう(^^)。

 そんなわけで12月25日、やってきたのはそろそろ夕方の香港空港。荷物はほとんどないので、iPhoneのPass Bookでするすると保安検査場と出境審査場を進み、43番ゲートへやってきました。

 窓の外には、日本には定期便は乗り入れていないイスラエルのエル・アル航空機が停まっています。これは隣の45番ゲートから20:55に出発するテルアビブ行きLY078便。16:30に到着したLY077便の折り返しだと思われます。

イメージ 2 ▲日本には定期便では乗り入れていないので、なかなかお目にかかれません。

イメージ 4 ▲エア・カナダのカエデの葉とダビデの星・六芒星が交錯。

 この日のLY078便の機材はレジ4X-ECAをつけたB777-200ER。かつてハイジャックやテロの目標になったことがあり、地対空ミサイルで狙われたこともあるので、全機にミサイル警報・妨害装置が装備されているとか、機材は特別に強化された床・壁で、貨物室は耐爆構造になっているとか言われますが、本当でしょうか。

イメージ 5 ▲台中からのKA491便が43番ゲートにスポットイン。

 僕が43番ゲートのあたりに行ったときはスポットはまだカラでしたが、16:30、レジB-HSGをつけた香港ドラゴン航空のA320-200がスポットインしました。これは定刻16:25到着の台中からのKA491便です。このKA491便が機内整備を行った後、1時間後の17:30に出発するハノイ行きKA295便になるのですね。

 ドラゴン航空のA320に乗るのはかなり久しぶり。何が理由かわかりませんがなかなか搭乗が始まらず、17:40になってようやく搭乗開始。今回の僕の席は28番K席。機内はスペイン語を話す白人観光客が妙に多いです。

イメージ 6 ▲香港ドラゴン航空のA320に乗るのはかなり久しぶり。

 機内はほぼ満席。客室乗務員による実演のエマージェンシーデモが行われ、アナウンスは英語と広東語ですが、ベトナム語による簡単なアナウンスもテープで流れました。

 雨がかなり本降りになってきた18:11にプッシュバックが始まり、18:28にRWY07Rから離陸。この日の予定飛行時間は1時間50分とのことなので、ハノイ到着は40分前後遅れそうです。

 離陸後すぐに雲に入りましたが、もう日が暮れるので機窓の景色はいずれにしても真っ暗です。飛行時間が短いので、すぐに機内食が配られます。チキンとライスかフィッシュとポテトの二つからチョイスでき、僕はフィッシュを選択。いちおうトレーに載って配られ、フルーツやカステラみたいなパン、オレンジジュースのパックもついていますが、ドリンクは選択肢がなく、ペットボトル入りのミネラルウオーターが配布されるだけというのはちょっと寂しい。ま、しかたないか。

イメージ 7 ▲飛行時間が短い中での機内食。フィッシュとポテトを選択。