毎日ヶ原新聞

日本全国、時々中国、たまにもっと遠くへ、忘れちゃもったいないから、旅の記録。

餃子が食べたくなったら瀋陽へ(その最終回)

イメージ 2 ▲雨の瀋陽桃仙空港。いつの間にか第3ターミナルがオープンしてた。

 2014年11月16日、餃子食べました。

 週末利用の瀋陽弾丸旅行もあっという間に日曜日の午後となり、もう香港へ帰る時間。香港へは中国南方航空の直行便、15:00発のCZ635便に乗って行きます。

 この日の瀋陽は朝から小雨模様。お昼は市内の三好街と文体路の交差点近くにある「七菜館」というレストランで東北料理を堪能しました。メインはもちろん、大きな蒸籠で蒸したての蒸し餃子!やっとこの記事のタイトルにある「餃子」が出てきました!でも、美味しすぎて食べ過ぎて、写真なんか撮るのをすっかり忘れてました。ゴメン!写真はまた今度ね!(^^)

イメージ 1 ▲ほとんどナロウボディ機しか発着しないのに無用に広くてでかい第3ターミナル。

 しかし、瀋陽桃仙空港、国際線はそんなに飛んでいないし、国内線も全国各地を結んで便数はかなり多いですが、飛んでくる飛行機はほとんどがB737、A320などのナロウボディ機なのに、いつの間にやら第3ターミナルがオープンしていました。「えーー、そんなにターミナルいらんでしょー?」と思うのですが、よく見たら、第1ターミナルも第2ターミナルも営業していなかった!もったいない。第2ターミナルなんてまだ新しいのに、もう使うのをやめて第3ターミナルを建てちゃったんですか。なんか、超ムダ!!

イメージ 4 ▲閑散として静まりかえる国際線搭乗待合室の32番ゲートから出発します。

 国際線出発便もあまりないので、出発ロビーのチェックインカウンター周辺は閑散としています。更に閑散としていたのは、保安検査場を抜け、出国審査を終えたあとの国際線搭乗待合室。あまりにも広々としていて、免税店などのお店はわずかしかなく、出発便も少ないので、人の気配がなくて、寂しくて涙が出そうになるありさま。フロアの一角にぽつんとサンドイッチの「SUBWAY」がありましたが、もちろん売れ行きが良いはずはなく、生野菜の回転が著しく悪そうで、とても食べてみたいという気になれな~い(涙)。

イメージ 3 ▲出発を待つ香港行きCZ635便。

 15:00発の香港行きCZ63便は32番ゲートからの出発。朝からの雨に濡れるエプロンでボーディングブリッジをつけて出発の準備をしているのは、レジB-6782をつけたA320-200。隣のゲートにももう一機停まっていますが、これはどこ行きだったかなあ……(^^ゞ。

 14:30に搭乗が始まり、14:35には僕も着席。45番A席ですが、1番2番がCクラス、その次からYクラスで31番から始まるので、45番とは言っても前から17列目です。

イメージ 5 ▲霞んでよく見えませんが、中国大陸を南下中。

 この時期、雪が降っていてもおかしくない瀋陽ですが、それが雨ということはまだだいぶ暖かいのでしょう。機内は、香港から来るときよりは乗客は少なく、後ろの方にはちらほらと空席があるもよう。僕の隣の45番B席も空席のままでした。

 本降りの雨の中を14:54にプッシュバックし、タキシング開始。極めて順調な滑り出しです。途中、機内のディスプレイでエマージェンシーデモが流れている途中にキャプテンのアナウンスが入ってデモが途切れるなど、あいかわらずいいかげんなところも見せつけつつ、離陸はRWY06から、15:04。

イメージ 6 ▲17:45頃には地平線のあたりは夕焼けのあかね色に。

 お昼に食べ過ぎてちっとも腹が減らないので、紙箱入りの機内食はパス!おいしいものをたらふく食べたあとに中国南方航空の機内食なんてあり得ない!(笑)

 フライトは極めて順調。離陸してしばらくは霞みながらも地上が見えていましたが、しばらく行くと雲に覆われてしまい、それがだんだんあかね色に染まってきて、日が暮れてきました。機内ではぼんやりしたりうとうとしたり本を読んだり、まあとにかく瀋陽と香港の間は遠く感じられます。

 とっぷりと日が暮れて外が真っ暗になり、マカオ上空をスルーパスしたのもわからないまま南シナ海上空に出て最終の着陸態勢。香港には18:54にRWY07Lに着陸し、今回の飛行時間は3時間50分でした。いや、ほんとに遠い。雪で凍り付く前に瀋陽に行けてよかったです。次回は餃子の写真、ちゃんと撮りますね(^^)。

イメージ 7 ▲3時間50分の飛行時間で香港に到着。42番ゲート目指してタキシング中。