毎日ヶ原新聞

日本全国、時々中国、たまにもっと遠くへ、忘れちゃもったいないから、旅の記録。

東北復興弁当(萩の花咲く秋のニッポン旅;その54)

イメージ 1 ▲こちらも快晴の羽田空港で今度は青森行きJAL1207便に乗ります!

 2014年9月28日、復興は進んでいるのだろうか。

 新山口駅から「のぞみ18号」に乗って、一気に品川へ到達です。品川到着は14:26。新幹線で品川駅を利用するのは初めてなので、新幹線ホームに降りるのももちろん初めてですが、そのあとの時間に余裕がないので、写真など撮ってはいられず、さっさと階段を駆け上ります。新幹線ホームから京浜急行ホームまで、品川駅を端から端まで横断しなければならないのです。

 そして京急のホームから、14:42発の1376SHエアポート快特に乗り、京急蒲田にみ停車せずに羽田空港国内線ターミナルまで急ぎます。14:58の到着で、そのまま保安検査場を抜けて、目指すは23番ゲートです。

イメージ 2 ▲香港から来た日の9月20日も同じ23番ゲートから青森行きJAL1203便に乗りました。

 これから乗るのは15:30発の青森行きJAL1207便。機材はいつものB737-800です。

 いちばん最後に搭乗して、すぐにドアクローズ。15番H席だったんですが、クラスJ席との境目の列のせいか足下が広くて、なかなか快適です。

 と思っている間に15:37にプッシュバックが始まり、15:51にRWY34Rから離陸。この日もJALのドル箱路線青森行きは満席です。

イメージ 3 ▲やっとお昼にありつけた。「東北復興弁当」。

 朝10時台に「のぞみ18号」に乗り、そのまま何も食べずにここまで来てしまったので、空港内の売店で空弁を買い、これを機内で食べることに。今回購入したのは、羽田空港限定「東北復興弁当」。日本エアポートデリカとYahoo!JAPANの共同開発で、お値段は1,029円、このうち50円が被災地の復興支援活動に寄附されることになっているそうです。掛け紙は新聞の第1面ふうになっていて、その日付は震災から丸2年目の2013年(平成25年)3月11日月曜日、となっています。

イメージ 4 ▲素朴なおかずと三色おこわがぎっしり詰まってます。

 中身は、まず主食は三色おこわ。山菜おこわ、赤飯、鶏五目おこわですか。おかずも豊富。掛け紙には「食材には、東北地方で採れた食材や加工品を使用。鮭は三陸産、帆立は青森産、さんまは福島産で加工され」とあります。鮭は塩焼き、帆立はフライ、さんまは金平巻。箸休めに芽昆布、がんもと野菜の煮物もやさしいお味。どれも素朴だけれど、とてもおいしいです。震災のときのこと、復興のことを思うと、このお弁当を食べていて、涙が出そうになりました。もうすぐ、4回目の3月11日がやってきます。

 JAL1207便は順調に飛行を続け、飛行時間わずか59分で、16:50、青森空港RWY24に着陸しました。青森地方も快晴の穏やかなお天気です。

イメージ 5 ▲穏やかに晴れ上がった青森空港に到着。