毎日ヶ原新聞

日本全国、時々中国、たまにもっと遠くへ、忘れちゃもったいないから、旅の記録。

小野田線完乗!(萩の花咲く秋のニッポン旅;その50)

イメージ 5 ▲終点小野田駅3番線に到着した1227M。

 2014年9月28日、セメントの街。

 1日3本しか走らない小野田線本山支線の長門本山発宇部新川行き1224Mを雀田で降り、反対側の小野田線本線のホームへ移ります。これで小野田線本山支線の往復完乗完了。乗車時間は往復でわずか10分ですが、1日3往復しか走っていないだけに難易度MAXでした。

 1224Mは雀田で7分停車し、07:50の発車ですが、その間に宇部新川方面から電車がやってきます。07:45発の宇部新川始発小野田行き1227Mです。

イメージ 1 ▲小野田行き1227Mに雀田から乗車した人はけっこういました。

 さっき宇部新川から雀田まで乗った電車は105系の2両編成でしたが、今度やってきた1227Mはクモハ123形電車の単行。雀田からもけっこうの乗車があり、車内には立ち客も大勢います。日曜日ですが、朝からみなさん活動的です。

 左手に停車中の長門本山からの宇部新川行き1224Mを見ながら雀田を発車して右に大きくカーブしてゆき、雀田の次の駅は小野田港。駅名からして、駅のすぐ西側は港になっているようですが、あまりよくは見えません。

イメージ 2 ▲周辺には小野田セメント(今の太平洋セメント)関連会社が広がっているのでしょう。

イメージ 3 ▲小野田港駅では宇部新川行き1226Mとの交換待ちです。

 小野田港駅では4分停車し、こちらの到着の2分後に小野田方面からやってくる宇部新川行き1226Mとの交換待ちです。4分停車するので、ホームに降りてみることができます。2面2線の相対式ホームはがっしりとした作りでホーム幅も広く、開業当時からのものであることが見て取れます。

 小野田方面からの1226Mの到着を待って、07:52、小野田港駅を発車。次は南小野田、そして南中川。このあたりはもうずいぶんと市街地で、住宅が建ち並んでいます。

イメージ 4 ▲かなり市街地、住宅街になってきました。

 南中川の次は目出、そして08:04、終点小野田到着。これで本山支線も含めて小野田線初乗車にして完乗完了です!!

 小野田駅3番線に到着した1227Mを降りると、車側の行き先表示幕はもう「宇部新川」に変わっていてちょっとがっかり。「小野田」表示が見たかった。この電車は08:27発の宇部新川行き1228Mとして折り返すのですね。

イメージ 6 ▲「小野田」表示が見たかったけど、降りてみたらもう「宇部新川」になってました。

 小野田駅は2面4線のホームを持ち、南側が3/4番線ホーム、北側が5/6番線ホームです。駅舎と改札口からつながるホームはかつて1番線として使われていたようですが、今は柵が設けられて使用廃止となっています。よく見ると草生してはいますがレールはまだ残っているようです。

 跨線橋を渡って5/6番線ホームへ移動します。ちょうど、4番線から真っ黄色の115系2両編成の電車が発車していきました。08:06発の柳井始発下関行き3529Mです。真っ黄色のエリアカラーはけっこう定着しているようですね。

イメージ 7 ▲跨線橋の上から見下ろすクモハ123形電車。

イメージ 8 ▲小野田駅を発車して行く下関行き3529M。