毎日ヶ原新聞

日本全国、時々中国、たまにもっと遠くへ、忘れちゃもったいないから、旅の記録。

餃子が食べたくなったら瀋陽へ(その1)

イメージ 2 ▲香港発瀋陽行き中国南方航空CZ636便。

 2014年11月14日、久しぶりに大陸へ。

 このたび、どうしても餃子が食べたくなったので、瀋陽へ行ってきました。

 餃子と言っても、日本の焼き餃子でもなく、飲茶の点心のエビ餃子とかでもなく、水餃子(茹で餃子)でもなく、蒸し餃子。餃子は中国でいろいろ食べてみましたが、いちばん美味しい餃子として最後にたどり着いたのは蒸し餃子であります。蒸し餃子がいちばんウマイ。しかし香港にはないし、北京でさえも蒸し餃子にありついた試しがありません。蒸し餃子を食べるなら、瀋陽です。

 そこで、金曜日の夕方、退社時間になるなり「じゃ、今日はお先っ!」と言い放ち、香港駅からエアポート・エクスプレスで一路空港へ向かいます!

イメージ 4 ▲香港空港ノースサテライト・ターミナルの503番ゲートにやってきました。

イメージ 3 ▲遅れずに定刻で出発できそうな気配。

 これから乗るのは20:00発の瀋陽行き中国南方航空CZ636便。香港~瀋陽の直行便は水・金・日の週3便運航されてます。この日は、メインターミナルからバスで行くノースサテライト・ターミナルの503番ゲートから出発。機材はレジB-6783をつけたA320-200です。中国南方航空に乗るのは、去年の3月に重慶へ行くときに香港から広州までわずか50分乗って以来(その時の記事はコチラ)、1年8ヶ月ぶり。今回は50分じゃ済みませんよ。香港から瀋陽までのブロックタイムは3時間55分ですよ。

イメージ 1 ▲瀋陽までのブロックタイムは3時間55分、かなり遠い。

 やがて搭乗開始となり、19:30には着席。40番A席ですが、前方2列がビジネスクラスで、3列目から始まるエコノミークラスは31番からなので40番と言ってもエコノミークラスの前から10列目です。瀋陽や北京に住んでいたときは何度となく乗った中国南方航空ですが、今回は機内の雰囲気がちょっと違う。あ、シートが違うんですね。シートが一見黒革張りに見えるちょっと立派というか新しいシートなんです。

 機内は香港へ旅行に来ていたと思われる大陸人でほぼ満席になり、19:48にドアクローズ。機内アナウンスで飛行予定時間は3時間50分だと告げられました。しかしこんなに混んでるとは思わんかった!

イメージ 5 ▲19:48には早くもドアクローズとなり、あまりにも順調なスタート(^^)。

 RWY07Rエンドではけっこう離陸の順番待ちが続き、離陸したのは20:14。外は真っ暗だし、シートテレビもないし、共用スクリーンでもフライトマップは映さないのでどこを飛んでいるかは把握できないけれど、とにかくひたすら中国大陸の上空を北へと飛んでまいります。

 職場からまっすぐ空港へかけつけ、食事する時間はなかったので、機内食だけが頼りですが、なんせ中国南方航空だし、香港線なんて国内線みたいなものだし、期待はできません。それでもホットミールはチキンかビーフのチョイスがあり、僕はほとんど味のない牛肉ごはんを選択。それとは別に配られた紙箱に中には、マカロニサラダとフルーツ、そして冷たい丸パンとバター。ないよりはマシ。いただきます!

イメージ 6 ▲中国の航空会社の飛行機にのってこの紙箱が出てくるとそれだけでもうガッカリ(´д`)。

イメージ 7 ▲それでもホットミールが付くだけまだマシ。牛肉ごはんをいただきます!