毎日ヶ原新聞

日本全国、時々中国、たまにもっと遠くへ、忘れちゃもったいないから、旅の記録。

初!の宇野線1823M(萩の花咲く秋のニッポン旅;その45)

イメージ 1 ▲はるか向こうに見えるタラコ色は山口線05:53発の山口行き641Dか。

 2014年9月28日、この日最初の宇部新川駅。

 空が白々と明け始めたばかりの新山口を6時ちょうどに発車した宇部線経由宇部行き1823Mに乗って、宇部線初乗車の旅がスタートしました。真っ黄色の105系2両編成のオールロングシートの車内に乗客はほとんどいません。だって日曜日なんだものね。

イメージ 2 ▲日曜日の早朝ということもあってか車内に人影はなし。

 新山口を発ってしばらくは山陽本線と併走し、やがて左へカーブし海側へと分かれていきます。最初の駅は上嘉川、そして深溝、周防佐山。駅名に「周防」がかぶさるようになり、山口へ来ていることを実感します。

 次は岩倉、そして阿知須。これはちょっと変わった駅名です。一瞬、広島の宇品なんかと同じ系統の地名かとも思いましたが、実はアジガモという鴨がが海辺(州」)にたくさんいたからついた地名だとか。なーんだ。

イメージ 3 ▲阿知須駅。空もようやく明るくなりました。

 そして岐波。この駅も読みにくいなあ。「きわ」です。丸尾、床波、常磐、草江と続きます。草江は山口宇部空港の最寄り駅で、空港まで徒歩8分らしいです。歩いて空港へ行くって、なんか楽しそうじゃないですか?(^^)。

 しかし、宇部線は海側を走るということで、車窓からは瀬戸内海の風景が楽しめると思っていたのですが、全然見えませんね。草江の次は宇部岬、「岬」と名が付くからには海が見えてほしいですが、そういう位置関係でもないようです。

 だいぶ街の中を走っている感じになってきて東新川、琴芝と進めば、次は宇部新川です。

イメージ 4 ▲のんびりムードの床波駅。

イメージ 5 ▲だいぶ街の中という感じの東新川駅。

 そして新山口から49分で、宇部新川に到着。宇部市の中心駅であります。1番線に到着しましたが、このホームが妙に広い。広々としていて、改札口までけっこう歩くことになります。これだけ立派な駅ですから、何か歴史的な背景もあるのでしょう。

イメージ 6 ▲06:49、宇部新川到着。2分停車します。

イメージ 7 ▲1番線ホームは妙に広々としていて、庭もあったりします。

 お向かいの3番線には06:33に宇部から到着した新山口行き1826Mが停車していて、僕の乗ってきた1823Mの到着を待って、発車して行きました。おや、車両は105系ですが真っ黄色ではなく、白いボディに赤と青のラインを巻いています。新広島色という塗装らしいですが、初めて見ました。

イメージ 8 ▲06:50、宇部新川を発車して行く新山口行き1826M。新広島色の105系。