毎日ヶ原新聞

日本全国、時々中国、たまにもっと遠くへ、忘れちゃもったいないから、旅の記録。

ひかりレールスター(萩の花咲く秋のニッポン旅;その43)

イメージ 2 ▲この日2本目の「ひかり」は「ひかりレールスター」車両。

 2014年9月27日、赤ヘルファン。

 広島駅ビル「ASSE」内の居酒屋でいつまでも広島の地酒を傾けていたいですが、広島滞在2時間半弱でそろそろタイムアップ。再び新幹線ホームへと向かいます。

 もう22時を回ったというのに、広島駅構内は妙に人が多い。しかもみんな似たような格好をしている。どうも駅近くのMAZDAスタジアム広島で行われたプロ野球広島戦が終わったところのようですね。この日は広島は勝ったんかな?

イメージ 1 ▲広島から新幹線で更に移動します。

 プロ野球観戦には在来線で来る人ばかりかと思っていたら、意外に新幹線に乗って家路につく人も少なくないようです。上りは22:23発の「こだま766号」岡山行き、下りは22:28発の「ひかり443号」がありますが、みなさん新幹線でどのあたりまでお帰りになるのでしょうー?

 というところで22:20、新大阪からやってきた「ひかり443号」が11番線に到着しました。

イメージ 6 ▲広島駅11番線に到着した「ひかり443号」は広島で8分停車。

イメージ 4 ▲「ひかりレールスター」で運転される下り定期列車は1日わずかこれ1本。

イメージ 3 ▲九州新幹線全線開業まではあんなにたくさん走っていたのに……

 「ひかり443号」は、今や風前の灯火の「ひかりレールスター」で運転される、下りの定期列車としては唯一の存在。上り定期列車も2本しかありません。山陽新幹線だけを走る「ひかり」が激減していることに加え、「ひかりレールスター」車両も風前の灯火とあっては、乗っておかなければなりません。

 この日の「ひかり443号」はE16編成での運転。車体には「Rail Star」の文字やロゴが描かれ、イエローの帯も健在です。ホームの列車案内LEDにもちゃんと「ひかりレールスター443」と表示されています。ドア脇の行き先表示は幕ではなくLED式になってしまっていますが、「ひかり博多」という表示も今やかなりレア。

イメージ 5 ▲幕ではなくLED式なのがちょっと残念ですが、「ひかり博多」という表示はもはやレア。

 「ひかり443号」は広島で8分停車。臨時列車の「のぞみ195号」が運転される日ならこの停車時間中に追い抜いていきますが、この日は運転日ではないので、「ひかり443号」停車中に追い越していく列車はありません。

 8両編成の車内に乗客はまばらのまま、22:28に発車。闇の中を徳山に停車し、次は新山口、23:07に到着です。僕はここで下車。朝06:03に新大阪を出発したこの日の行程がようやくこれで終了。「ひかり」に2回乗れてよかったな(^^)。

イメージ 8 ▲「ひかり443号」、新山口に到着。

イメージ 7 ▲あとは新下関、小倉と停まって終点博多まであと43分。