毎日ヶ原新聞

日本全国、時々中国、たまにもっと遠くへ、忘れちゃもったいないから、旅の記録。

広島でお好み焼き!(萩の花咲く秋のニッポン旅;その42)

イメージ 5 ▲この日一日、これが食べたくて移動していたようなもんだ(^^)。

 2014年9月27日、とんぺい焼き。

 府中駅18:42発の普通列車272Mに乗って、これから福山を目指します。

 4両編成が2番線に停まると、先頭車両は2番線のだいぶはずれの方になり、オールロングシートの車内には誰も乗ってきません。オールロングシートの3扉車に乗ると、都会にやってきたような気分になりますが、福塩線の105系は3扉ではありますが、ワンマン運転のための整理券発行機や運賃箱も備え付けられていて、ちょっと不思議な気分になります。

イメージ 1 ▲府中駅2番線でホーム灯に照らされて発車を待つ福山行き272M。

イメージ 2 ▲オールロングシート、3扉の105系の車内。でも整理券発行機も運賃箱もあるでよ。

 平日ならもう少し乗客が多いのかもしれませんが、土曜日なのでがらがらのままで府中を発車。それでも停車駅ごとに少しずつ乗客が増えていきます。鵜飼、高木、新市、上戸手、戸手、近田、駅家と来て万能倉。万能倉では3分停車して府中行き267Mと交換。道上、湯田村ときて次は神辺。神辺は井原鉄道の分岐駅です。その次の横尾では、府中行き269Mと交換。やっぱりこの日の府中までと違って、列車の行き来が圧倒的に多いですね(^^)。

 横尾を出て次の備後新庄を出れば、次は終点福山。19:29の定刻に到着しました。

イメージ 3 ▲府中の次の鵜飼。このあとは暗くなったこともあり写真撮るのやめました(^^ゞ。

 19:29に到着した福山では、ホームに降りるなり猛ダッシュ!乗換時間4分で19:33発の「のぞみ117号」に駆け込み乗車であります。駆け込み乗車は危険ですから、あまりしたくないのですが、その後の行程を考えるとどうしても乗りたくて、走っちゃいました(^^)。

 福山は広島県だから、広島駅まですぐだな~と思ったら大間違い。福山と広島の間には新尾道、三原、東広島と3つも新幹線駅があるのだ。「のぞみ」なのでもちろん途中駅には停まりませんが、それでも広島まで23分を要します。「のぞみ117号」は終点広島に19:56に到着しました!

イメージ 4 ▲初めての「とんぺい焼き」。ソースはもちろん「オタフク」、そして「カープお好みソース」。

 この日の最終目的地は広島ではなく、広島に立ち寄らずにまっすぐ最終目的地へ向かってもよいのですが、どうしてもどうしても広島のお好み焼きが食べたくて、途中下車してしまったのです!

 かつて2回来たことがある広島駅ビル「ASSE」2階のお好み焼きストリート、今回は今まで入ったことのないお店「紀乃国屋ぶんちゃん」に入り、まずは生ビール、つまみはお初の「とんぺい焼き」。うーん、これが大阪名物「とんぺい焼き」かーー、ビールに合いすぎますなあ。

イメージ 6 ▲そしてメインは定番中の定番「肉玉そば」。

 「とんぺい焼き」を肴にビールをひとしきり飲み、そしてメインは定番中の定番「肉玉そば」。たっぷりの麺が広島のお好み焼きの最大特徴。広島に来てこれを食べなくてどうする。あー、おいしい。うっかりするとおかわりしてしまう。いえ、おかわりしてダメだというわけではないんですが、ダイエット中につき、お好み焼きは1回1枚までと厳しく制限しているので、やっぱりやめておこう。

 こうして広島でお好み焼きを食べたあとは、次の列車の時間まで、同じフロアにある「日本酒バルだまや」にて、広島呉の地酒「雨後の月」なんぞをちびちびと。ああ、このまま次の列車になんて乗らなくてもいいのならどんなに良いことか!(^^)

イメージ 7 ▲いかん、また食べたくなってきてしまった!!