毎日ヶ原新聞

日本全国、時々中国、たまにもっと遠くへ、忘れちゃもったいないから、旅の記録。

359Dで備後落合→三次(萩の花咲く秋のニッポン旅;その36)

イメージ 1 ▲三次行き359Dの最後部から後方を眺めながら備後落合を出発!

 2014年9月27日、タラコ色の快速。

 三方面への列車が同時に集う備後落合駅から、まず最初に14:34に新見行き444Dが発車して行き、14:44発の宍道行き1462Dを1番線に残して、僕の乗った14:38発の三次行き359Dが2番線から発車しました。最後の運転台脇で眺めていると、宍道行きのクリーム色のキハ120と備後落合駅のホームが徐々に遠ざかり、何本にも広がっていた線路が束ねられて、やがて左を走る木次線の線路も遠ざかっていきました。

イメージ 2 ▲ホームに残っているのは木次線宍道行き1462D。

イメージ 3 ▲左の線路が木次線、僕が乗っているのが芸備線。しばらく並走が続きます。

 備後落合から比婆山、備後西城、平子、高と来て、その次は備後庄原。

 広島県庄原市は広島県の北東(右上)の角に位置する市で、もとから庄原市はありましたが、平成の大合併で比婆郡西城町、東城町、口和町、高野町、比和町、甲奴郡総領町の1市6町が合併したことで、近畿以西では最も大きな市町村となりました。その中心駅がこの備後庄原駅です。2面3線のホームを持ち、三次方からは備後庄原止まりの列車もあります。広島市内との関係では、高速バス利用の方が圧倒的に便利のようですが……

イメージ 4 ▲庄原市の中心駅・備後庄原。中心駅と言っても列車の本数は少ないが……

イメージ 5 ▲備後庄原駅では備後落合行き358Dと交換。

 その備後庄原では4分停車。三次からの備後落合行き358Dと交換するのです。向こうもブルーと紫色の帯を巻いたキハ120の単行運転。人の気配のほとんどない備後庄原駅を、15:28、2つの列車がそれぞれの方向を目指して発車していきます。

 備後庄原を出ると、備後三日市、七塚、山ノ内、下和知と続いて、塩町。塩町は福塩線の終点駅で、塩町から先、三次までは福塩線の列車も走ります。神杉、八次と来て、備後落合からの普通列車359Dは、15:59に終点三次に到着しました。跨線橋を渡って改札口のある1番線ホームへ下りると、ここにもタラコ色が。「快速」の列車種別幕を出したこの列車は16:02発の快速「みよしライナー」広島行き5873Dであります。

イメージ 6 ▲備後落合から1時間21分で終点三次駅2番線に着きました。

イメージ 7 ▲1番線にはここにもタラコ色。広島行き快速「みよしライナー」もうすぐ発車。