毎日ヶ原新聞

日本全国、時々中国、たまにもっと遠くへ、忘れちゃもったいないから、旅の記録。

なかなか賑やか津山駅(萩の花咲く秋のニッポン旅;その28)

イメージ 1 ▲津山発岡山行き快速「ことぶき」、発車前のひととき。

 2014年9月27日、タラコ色に混じって。

 津山駅の扇形機関庫の方を眺めていると、キハ120が1両出庫してきました。もしやこれが新見行きかもしれないと思って目をこらすと確かに行き先表示幕には「新見」と表示してあります。扇形の引き込み線が集約されるあたりまで進んできて、そこで一旦停止し、待機です。時間は09:44となり、岡山行き快速「ことぶき」3935Dが発車して行きました。

イメージ 2 ▲扇形機関庫へ続く3番引き込み線から出てきたキハ120には「新見」の表示。

イメージ 3 ▲09:44発岡山行き快速「ことぶき」が発車していきました。

 岡山行き快速「ことぶき」が発車して行くと、3/4番線ホームでは列車の入れ替え作業が先に行われます。先ほど09:37に3番線に到着した岡山からの普通列車944Dが3番線から出て行き、4番線に戻ってきました。「岡山」の表示を出しているので、10:23発の普通列車951Dになるのでしょう。

 その4両編成が4番線に入ると、扇形機関庫の方を出かけて待機していたキハ120が再び動き出し、4番線の後ろの測線を走り去り、東のはずれの方で停止しました。

イメージ 4 ▲4番線の外側の側線を通って東へ移動していくキハ120。

 ところで、4番線に入り直した岡山行きは、前回の記事でも書いたとおり、4両編成です。しかし、3番線から4番線へ移ってくると、切り離し作業が行われ、2両と2両に分かれてしまい、色褪せたタラコ色のキハ47-21ともう1両はどこぞへ走り去っていってしまいました。4番線に残された2両は、鮮やかなタラコ色のキハ40-2133とグレーのJR西日本色のキハ40-2093です。

イメージ 5 ▲3番線から4番線に移ってきた津山線の4両編成。

イメージ 6 ▲2両目にはJR西日本カラーのキハ40-2093。

イメージ 9 ▲10:23発の岡山行き普通列車951DではこのJR西日本カラーが先頭に立ちます。

 4両編成の3番線から4番線への移動を待って、東のはずれで待機していたキハ120が動きだし、3番線に入線しました。これが、10:05発新見行き普通列車859Dです。キハ120の単行で、キハ120-358が担当します。さっき佐用から乗って来た2番線のキハ120は「佐用」の行き先表示幕を出し、09:58発佐用行き快速2826Dとなって折り返します。「快速」と言っても通過するのは西勝間田の一駅だけですが。1番線にもいつの間にか同じカラーリングのキハ120が入っていまして、これは09:40に到着した姫新線中国勝山からの1856Dですね。キハ120の2両編成です。

イメージ 8 ▲3番線に入線した新見行き859D。1番線から3番線までキハ120で占拠。

イメージ 10 ▲駅名標。バックのキハ120は中国勝山から到着した1856Dのキハ120。

 佐用~津山間と同じく、津山~新見間も列車本数は多いとは言えず、ホームにある発車時刻表に記された数字もまばら。中国勝山止まりも多いので、津山から新見まで走り通す列車は1日6本だけ。特に10:05発の859Dを逃すと次は2時間41分後の12:46発まで列車はなく、そのあとは更に3時間11分後。姫新線、なかなかの難乗線であることがわかります。

イメージ 7 ▲津山から新見方面の時刻表。新見まで行くのは1日6本。