タラコ色行き交う津山駅(萩の花咲く秋のニッポン旅;その27)
▲津山駅でタラコ色気動車に遭遇。これは懐かしく、うれしい。
2014年9月27日、残る扇形機関庫。
佐用から津山に到着し、次は新見行きに乗り換えます。到着前の案内放送はよく聞いていなかったのですが、向かい側のホームに列車が停まっているので、きっとあれですね。地下道を通って3/4番線ホームに移動すると、なんとタラコ色の国鉄塗装のままのキハ47ではありませんか!これはウレシイ!……っと思って飛び乗ろうとしたのですが、なんか様子がおかしい。果たしてこれは本当に新見行き?
▲よく見ると、行き先表示幕は「岡山」になっとるな。
どうも妙な感じがしたので慌ててまた降りて先頭へ回ってみると、行き先表示幕は「快速 岡山」と出ているではないか。これは津山線の09:44発快速「ことぶき」岡山行き3935D。あ~、危なく乗り間違えるところだった。
岡山行き快速「ことぶき」3935Dは岡山方がキハ47-1004、津山方がキハ47-20の2両編成。このあたりでもタラコ色が活躍していてうれしいです。久しくタラコ色を見ていなかったので、なんだか懐かしいですね。
▲こちら快速「ことぶき」の先頭車両キハ47-1004。
▲津山駅の3/4番線ホーム、3番線は姫新線に、4番線は津山線に使われます。
09:37、3番線にはまたもタラコ色のディーゼル車両が到着しました。岡山からの普通列車944Dです。なんと4両編成です。しかも、最後尾車両はなんとなく色褪せたタラコ色、前から2両目はグレーのJR西日本色です。4両編成で運転されるということはそれだけの需要があるからでしょうけれど、今どき気動車が4両も連なっているとなかなか迫力があってうれしいです。
▲岡山からの普通列車944Dがキハ40-2133を先頭にしてやってきました。
▲4両編成で到着した944Dの最後尾車両はキハ47-21。
▲佐用から乗って来た姫新線のキハ120と岡山からのキハ47が並びました。
4番線に向かって右手奥には、側線が何本も伸び、車両の留置場になっているようで、キハ120やキハ40・キハ47が留置されているのが見えます。この側線の伸び具合や、背後の建物の印象からすると、背後の建物はSL時代の名残、扇形機関庫ではないでしょうか。あとで調べたところでは、転車台もあり、現在も使われることがあるとのことでした。
▲津山駅構内に残る扇形機関庫の前に停まる気動車群。