毎日ヶ原新聞

日本全国、時々中国、たまにもっと遠くへ、忘れちゃもったいないから、旅の記録。

1823Dで姫路→播磨新宮(萩の花咲く秋のニッポン旅;その24)

イメージ 4 ▲1823Dの終点播磨新宮で佐用行きに乗り換え。

 2014年9月27日、お初のキハ127形気動車。

 「ひかり441号」を姫路で乗り過ごさずに無事降りて、06:56発の姫新線播磨新宮行き1823Dに乗り換えます。これから姫新線に初乗車です。

 姫新線は、その名のとおり、姫路と新見を結ぶ前兆158.1kmの、ローカル線としてはかなり長い路線。ただ、長いと言っても、全線を走り通す列車は1本もなく、概ね三つの区間、姫路~佐用、佐用~津山~津山~新見に分かれて運用されているようです。

イメージ 1 ▲今日も素晴らしいお天気。姫路から播磨高岡、余部、太市ときて、本竜野。

 三つに分割された運行形態のうち、姫路に近い姫路~佐用間がやはりいちばん運行本数が多く、佐用・上月まで行く列車のほか、播磨新宮止まり、余部止まりの列車も多く運行されています。

 初めて乗る車両キハ27形気動車に乗って、06:56、定刻に姫路を発車します。姫路の次は播磨高岡、その次は余部。「よべ」と読みます。山陰本線の「あまるべ」駅だと「餘部」という字になりますが、あのへん(兵庫県香美町香住区)の地名の「あまるべ」は「余部」と書くそうで、駅名だけ姫新線の「余部駅」と混同しないよう「餘部駅」にしたのだとか。その次は太市、そして本竜野。大学の同級生に竜野出身のヤツがいたなあと思いながら次は東觜崎、難読だ。このへんは全国的に有名なそうめん「揖保乃糸」の場所でもありますね。

イメージ 2 ▲そして逆光まぶしい終点播磨新宮に到着。

 姫路から6駅、32分で、早くも終点播磨新宮に到着です。駅舎は新しい橋上駅でホームは2面3線。到着したのは片面ホームの1番線でした。駅名からすると、近くに何か有名な神社でもあるのでしょうか。

 姫路からの1823Dが到着すると、土曜日なので、部活や試合にでかける高校生たちがぞろぞろ降りていきます。佐用方から先着して交換待ちしていた上月からの姫路行き828Dが07:31に入れ違いで播磨新宮を発車していきます。

イメージ 3 ▲片面ホームの1番線に到着した姫路からの1823D。

イメージ 6 ▲天気良すぎの播磨新宮駅。両面ホーム2/3番線から佐用方を望みます。

 僕が播磨新宮で乗り継ぐのは、跨線橋を渡って2番線から07:45に発車する佐用行き3823Dです。

 播磨新宮から先は運転本数がだいぶまばらになり、概ね1時間に1本といったところでしょうか。空には雲一つなく、どこまでも真っ青に晴れ渡って、実に良い天気。日差しがまぶしい、汗ばむ陽気の秋の空です。こんな気持ちのよいお天気の日にのんびりローカル線の旅、いいですね!(^^)

イメージ 5 ▲播磨新宮駅2/3番線ホームにある時刻表。播磨新宮以西は運転本数がまばらになりますね。