毎日ヶ原新聞

日本全国、時々中国、たまにもっと遠くへ、忘れちゃもったいないから、旅の記録。

飛べ!光り輝く島スリランカへ(その9)

イメージ 6 ▲フライトマップでこんな画面を見る機会なんてもう一生ないかもね。

 2014年9月9日、セイロン・ティーでお別れ。

 スリランカの三大紅茶ブランド「ディルマ(Dilmah)」「ムレスナ(MlesnA)」「バシラー(BASILUR)」それぞれの茶葉を買い込み、ついでにスーパーによってカレースパイスなどもあれこれ調達して、買い物完了。ああ、買い物できてよかった。

 晩は同僚たちと一緒に食事。「ポヤデー」の休日なのでアルコールを飲めないのはちょっと寂しいですが、しかたがない。そして夜10時、紅茶とカレースパイスでいっぱいになったカバンを持って、空港へと向かいました。

イメージ 1 ▲日付が変わったコロンボ空港、実は出発便が目白押しで、かなりにぎわってます。

イメージ 2 ▲僕が乗るのは6番ゲートから00:55発のKUL行きUL318便、機材はA320-200。

 今度乗るのは00:55発のクアラルンプール行きスリランカ航空UL318便。コロンボのバンダラナイケ空港は市の中心部からけっこう遠いですが、いくら遠いと言っても夜11時前には空港に着いてしまい、大いに時間を持て余すことになりました。深夜便が多いせいか、ターミナル内のショップは元気に営業中なのですが、おみやげ類は昼間に買い込み、もうだいぶ荷物も多くなっているし、これ以上の買い物は無理。どうしようかなあとぶらぶらしていると、なんとマッサージ店を発見!ここで45分間のフットマッサージをやってもらい、時間もつぶせて気持ちもよくなって、とってもよかったです~~(^^)。

イメージ 3 ▲黒いレザー張りのシートは高級感があり座り心地も良さそう。

 コロンボ空港もクアラルンプール空港同様、ゲートごとにセキュリティチェックがあり、セキュリティチェックを通ってから搭乗待合室に入ります。隣のゲートから出るシンガポール行きのフライトと一緒のセキュリティチェックKだったのですが、「どこへ行くか」と聞かれ、「クアラルンプール」と答えると、X線ゲートを通る前に靴を脱ぎ、ベルトも外さなければなりませんでした。マレーシア航空のフライトが最近2回にわたって悲惨な事故に遭ってしまったからでしょう。安全確保のためにはやむを得ないことです。靴を脱いだあとスリッパなどがなく、ハダシでゲートをくぐらないといけないのですが……(^_^ゝ。

イメージ 4 ▲シートポケットの「安全のしおり」も英語、シンハラ語、タミル語の三カ国語併記。

 さて、日付が変わって少し経った頃、搭乗開始となりました。UL318便の機材はA320-200で、僕の席は19番A席です。3×3列のナロウボディ機ですが、シートは黒い革張りっぽくてなかなか立派、枕も毛布もシートテレビも全席についていて、なかなか快適そうです。隣の19番B席は空席のままで、更に快適に過ごせそうです。隣の7番ゲートには、01:20発のシンガポール行きSQ469便が入っているのが見えました。

イメージ 7 ▲コロンボからクララルンプールまでは2,466km。

 コロンボからクアラルンプールまでの飛行距離は2,466km、飛行予定時間は3時間30分とのこと。00:45にドアクローズとなり、すぐにプッシュバックが始まりました。おや?空港の中に日本の国旗がはためいているのが見えます。あ、そうか、安倍総理がこの日までスリランカを訪問していたからですね!

 クアラルンプールから来るときと同様、全席にシートテレビがついているのに、セーフティデモはシートテレビではやらず、客室乗務員が実演します。なぜだろう?来るときには省かれていた酸素マスクについての説明も今回はちゃんと行われました。

 そして01:00ちょうど、同じ時間に出発するマレーシア航空のMH178便を先に離陸させたあと、UL318便はクアラルンプールに向けてRWY22を離陸しました。

イメージ 5 ▲深夜にも拘わらず、スナックですがしっかりとしたものが提供されました。

イメージ 8 ▲コーニッシュ・パイ。スパイシーなチキンが中に入ってカレー風味。

 時間は午前1時をとうにまわり、眠りに就く人も多いところですが、それでも水平飛行に移ると、しっかりトレイに載った軽食がサーブされました。ホットスナックは「Cornish Pastry Spicy Chicken and Cheese」、「Calzone Creamy Seafood & Dill」、「Puff Spinach & Cheese」からチョイスでき、これにフルーツがついています。僕はコーニッシュ・パイをチョイスしました。ドリンクはもちろんアルコールもOKで、深夜だからどうしようかと一瞬迷ったけれど、赤ワインをグラスにたっぷりいただきました。

 食後は、もちろん「Freshly Brewed Ceylon Tea」。スリランカをあとにするに当たって、機内でセイロン・ティーを飲んで、スリランカにお別れです。香り高くて、おいしい~~(^^)。

イメージ 9 ▲機内でセイロン・ティーを飲みながら、スリランカにサヨナラ。