毎日ヶ原新聞

日本全国、時々中国、たまにもっと遠くへ、忘れちゃもったいないから、旅の記録。

飛べ!光り輝く島スリランカへ(その8)

イメージ 1 ▲コロンボの西海岸、ゴール通りをインド洋を眺めながら走ると爽快!

 2012年9月8日、ポヤデー。

 前回の記事でコロンボに到着したばかりだというのに、9月2日から8日の午前中までびっちり働いて、ようやくフリータイムができたのが8日の午後なので、UPする記事もいきなり8日の午後に跳びますのだ(^^ゞ。

 仕事は8日午前で終わりましたが、帰りのフライトは8日の深夜、日付が変わって9日になってからなので、丸半日フリータイムになりました。よし、この時間を使っておみやげを買おう!……と思ったのですが、あいにく9月8日は満月。中秋の名月の日であります。スリランカは、毎月一回の満月の日を「ポヤデー」といい、その日は休日。多くの商店が休業となり、開いている商店やレストランでもアルコール類の提供は禁止。仏教の重要な祝祭日なのです。

イメージ 2 ▲右にインド洋の水平線を見ながら風に当たってゴール通りを走るトゥクトゥク、快適だ!

イメージ 3 ▲右側から別のトゥクトゥクに抜かれたぜ。

 しかたがないので、開いているかどうかわからないけどとにかくお店探しに出ます。

 スリランカで便利な乗り物と言えば三輪タクシー。スリランカでは「スリーホイーラー」と呼ぶらしいですが、タイなどの「トゥクトゥク」という呼び方の方がわかりやすいですかね。コロンボ市内、とにかく至る所で走っています。これに乗って、とあるショッピングモールへ。トゥクトゥクは、滞在しているしょぼいホテルからぐるりと回って海べりの広い直線道路に出ます。これが「ゴール通り(Galle Road)」。インド洋を眺めながら風を受けて走るトゥクトゥクは、超気持ちいい!!

イメージ 5 ▲街なかでいくらでも見かける最も手軽な乗り物・トゥクトゥク(スリーホイーラー)。

 いやいや、コロンボ、なかなか気持ちのいいところですね!ゴール通りとインド洋の海岸線の間には「ゴール・フェイス・グリーン(Galle Face Green)」という1859年に造成された緑地帯があり、コロンボ市民はここでのんびり思い思いに時間を過ごします。ここから眺める夕日がこれまた素晴らしいのだとか。

 結局僕はこのトゥクトゥクでいろんなお店を回ってもらって、なんとか様々な種類のセイロン・ティーを手に入れることができました。買い物の過程で、今まで知らなかった紅茶のあれこれ(例えばオレンジ・ペコってオレンジ・フレーバーの紅茶だと思っていた自分がいかにバカだったかとか)を知ることができ、勉強になりました。

 ところで、コロンボ市内には路線バスもたくさん走っていて、平日のラッシュアワーなんかは超激混みなんですが、おもしろいのは、前後にある乗降用ドアが走行中も開けっ放しなこと。暑いからなのかな?常に開いているので、信号待ちで停車中のときも自由に乗り降りしてます。いつかはこんなバスにも乗ってみたい!

イメージ 4 ▲走行中もドアが開けっ放しの路線バス。この日は休日なのですいてました。