毎日ヶ原新聞

日本全国、時々中国、たまにもっと遠くへ、忘れちゃもったいないから、旅の記録。

萩の花咲く青森の秋

イメージ 1 ▲八甲田連峰の麓に広がる市民の憩いの場・萱野高原。

 9月20日から青森に帰省してきています。

 20日は少し不安定な天気でしたが、その後は昨日の秋分の日まで爽やかな青空が広がる気持ちの良い天気が続き、21日の日曜日には好天につられて、青森市郊外の市民の憩いの場・萱野高原へふらりと行ってみました。

 萱野高原は、青森市の中心部から、八甲田・十和田ゴールドラインとなる国道103号線を南下していき、冬には市内からいちばん近いスキー場になる雲谷峠(モヤヒルズ)を越えて少し行くと、道路の両脇の雑木林が突如途切れ、一面の芝生の斜面が広がり、その正面には八甲田連峰が鮮やかに広がり、素晴らしい景色です。

 青森駅から45分ぐらいで来られる手軽な場所なので、市内の小学校は遠足に、中学校は1泊2日のキャンプ実習に訪れる定番の場所です。この日も家族連れやグループが大勢やってきて、バーベキューやキャンプなどに興じていました。茶屋(休憩所)には「1杯飲むと3年長生きし、2杯飲むと6年、3杯飲むと死ぬまで生きる」と言われる「三杯茶」といわれるお茶があり、青森駅と十和田湖を結ぶJRバス「みずうみ号」もここで「三杯茶」タイムの停車時間があります。いやー、とにかく空気がきれいで、何度も思い切り深呼吸してしまいました。

イメージ 2 ▲八甲田連峰がくっきりと。あと一ヶ月もすれば紅葉に染まります。

 昼は穏やかな天気でも、日が暮れるともうだいぶ気温が下がります。青森市内の明け方の気温は11~15℃といったところで、夜は厚手の布団にくるまって寝ないと風邪をひきそうです。

 昨年も同じ時期に帰省したので記事をUPしましたが(その時の記事はコチラ。)、我が家の庭のミヤギノハギは今年も今がちょうど満開。今や実家には普段は誰も住む者がいなくなってしまったので庭は荒れ放題ですが、ミヤギノハギは今年も白くて小さな花をたくさんつけてくれました。どこかから花粉が飛んできたのか、いつの頃から赤紫の花もつくようになりましたが、それもよく咲いています。以下は今年の我が家の庭のミヤギノハギの写真をしばしご覧くださいませ。

イメージ 3 ▲我が実家の荒れ放題の庭では今年もミヤギノハギがちょうど満開。

イメージ 4 ▲いつの頃からか、端の方の枝には赤紫の花もつけるように。

イメージ 5 ▲咲いたばかりで鮮やかな色合いの花が塀を越えて道路に飛び出しています。

イメージ 7 ▲枝全体の背丈は僕より高く、2m近くになります。

イメージ 6 ▲小さくて控えめだけれどくっきりとした花が咲くミヤギノハギ。

イメージ 8 ▲毎年きっちり秋のお彼岸のときに咲いてくれるので、おはぎが食べたくなるんです(^^)。