毎日ヶ原新聞

日本全国、時々中国、たまにもっと遠くへ、忘れちゃもったいないから、旅の記録。

飛べ!光り輝く島スリランカへ(その6)

イメージ 3 ▲スリランカ航空を利用したおかげで、いきなりスリランカカレーが食べられました!

 2014年9月2日、おいしい!

 クアラルンプール空港C15番ゲートで、15:05発コロンボ行きスリランカ航空UL315便の搭乗が始まったのは14:50。ボーディンパスのもぎりは搭乗待合室に入る前に済んでいるので、ボーディングブリッジへのガラス扉が開くと、みんなどやどやと飛行機のドアへと向かいます。

 機材はA340-300なので、エコノミークラスは2×4×2の8列アブレスト。僕の席は右側窓際の60番K席です。シートテーブルの裏面には「座っているときはシートベルトを締めましょう」という注意書きがありますが、英語のほかに、2つの言語で書かれています。いちばん上の丸文字みたいなのがシンハラ語、その下がタミル語です。どちらもスリランカの公用語ですが、普段見かけることのない文字なので、これからスリランカへ行くんだという気分が高まります。

イメージ 1 ▲シートテーブル裏面の注意書き。上がシンハラ語、真ん中がタミル語。

 大型機なので機内はもっと空いているかと思いきや、意外に空席はありません。子ども連れや、中東方面へ向かうのかヒジャブなどで頭や顔を覆った女性が多いのが目に付きます。

 定刻より少々遅れて、15:28にプッシュバック開始。シートテレビがあるのに、セーフティデモはなぜかチーフパーサーか誰かのアナウンスで客室乗務員が実演するタイプ。しかも酸素マスクについての説明はなし。いいのかこれで。

イメージ 2 ▲クアラルンプール離陸後約10分でそろそろ洋上へ出ます。

 15:40頃、RWY14Rから離陸。離陸後約10分で洋上飛行となり、初めてマレー半島より西のエリアへと向かいます。

 離陸後約30分で機内食であります。エコノミークラスでもシートポケットにしっかりしたメニューが入っています。そのメニューを持ち帰るのを忘れてしまったので、ここでは正確にはご紹介できないのですが、とにかく、スリランカ航空に乗るなり、さっそくスリランカカレーを味わうことができたのです!

イメージ 5 ▲これがスリランカ航空機内食のスリランカカレーだ!

イメージ 6 ▲こちらはマイルドな野菜カレー(だと思う)。

イメージ 7 ▲こちらはスパイスがたっぷりきいたチキンカレー。

 メニューになんと書いてあったか定かには思い出せないのですが、確か「Five Spices Curry」とかなんかそんな感じだったと思います。メインディッシュのこのスリランカカレー、真ん中にライス、その両脇に2種類のカレーがあって、2種類のカレーを一回で楽しめるなんて、うれしいじゃありませんか。

 2種類のうち、左のほうは、さっきクアラルンプール空港内のレストランで食べたカレーのように、イエローが鮮やかでマイルドな風味の野菜のカレー。右側は、見るからにスパイスがたっぷりときいたチキンのブラックカレー。まったく異なるタイプの2種類のカレーで、クアラルンプールから1時間飛んだだけで、心はもうスリランカです(^^)。
 
イメージ 4 ▲サイドディッシュはフジッリのサラダとスポンジケーキ。

 メインディッシュ以外には、ショートパスタ(フジッリ)のサラダとスポンジケーキがついています。アルコールももちろん飲むことができ、エコノミークラスでもプラスチックのコップにボトルからどぼどぼと注いでくれるのがうれしいです。

 そして食後は、もちろんセイロン・ティー。これはメニューにもしっかり「Freshly Brewed Ceylon Tea」と書いてあります。いつもならコーヒーしか飲まない僕ですが、スリランカと言えば紅茶ですから、紅茶を飲まないわけにはいきません。澄み切った濃いオレンジ色のセイロン・ティーに、これまた心は早やスリランカです!(^^)。

イメージ 8 ▲食後はやはりセイロン・ティー。心なしか香り高く、とーってもオイシイ!