毎日ヶ原新聞

日本全国、時々中国、たまにもっと遠くへ、忘れちゃもったいないから、旅の記録。

飛べ!光り輝く島スリランカへ(その3)

イメージ 4 ▲トランジットのクアラルンプールでしばしランチタイム。

 2014年9月2日、オール手書き。

 C32番ゲートでCX723便を降り、トランジットカウンターへ向かいます。クアラルンプール空港の国際線ターミナルは十字になっていて、十字の真ん中にトランジットカウンターがあります。ここでコロンボ行きスリランカ航空UL315便への乗継手続です。全然混んでいなくて、すぐにやってもらえたのですが、そうして手にしたUL315便のボーディングパスは、なんと全部手書き!

イメージ 2 ▲オール手書きのボーディングパス。

 まっさらなボーディングパスの束に、事前に一枚一枚「NAME:」「FLT NO.:」「SECTOR:」「GATE:」「BOARDING:」「DEPATURE:」「SEAT:」というのを書いておいて、あとは乗継客がカウンターに来る度に一枚一枚切り取って、必要事項を更に手書きしているのですね。これはきっと、トランジットカウンターにボーディングパスの発券機がないからなのでしょう。手作り感満点でいいんですけど、これでホントに搭乗できるのかしら?(^^ゞ

イメージ 3 ▲時間があるときに一所懸命書き込み式のものを作っておくんでしょうね。

 さて、乗継手続も無事終わりましたので、お昼でも食べましょうか。

 搭乗待合室ターミナルにはショップもレストランもたくさんあって、乗継客もわりと退屈せずに過ごせるようになっています。レストランはスタバやバーガーキングからローカル・フード、なんちゃってっぽい和食店など様々ある感じ。やはりせっかくなので、マレーシア料理が食べたいですね。

 そこで入ったのは、「Jalan Alor」というレストラン。Malaysian Street Food Kitchenだそうです。エプロンに面した窓際の席もあるし、ここに決定。レジで先にオーダーして支払いを済ませ、電子ブザーで呼ばれたら配膳口へ取りに行くというスタイルです。

イメージ 9 ▲ランチタイムは過ぎたせいか、空いてました。

 注文したのは、「IPOH SAR HOR FUN」と「SEAFOOD CURRY HOTPOT」の2品にコカコーラ。前者はMalaysian Chicken Noodle Soupということですが、「HOR FUN」は広東語の発音も似てるし、きっと「河粉」のことでしょう。ビーフンみたいな米粉で作った麺の少し平べったいやつのことですね。

 待つことしばし、電子ブザーが鳴って呼び出され、配膳口からトレーを運びました。うむ、おいしそうです。

イメージ 8 ▲まずはカレーから。ココナツミルクでマイルドなっていておいしい。

 マレーシアのカレーは、ココナツミルクを加えてマイルドにしてあるのが特徴でしょうか。シーフードカレーで、白身魚やエビ、イカなどが入っていますが、野菜も豊富で、ボリュームも十分。ライスは長粒米で硬めですが、そのほうがカレールーをよく吸って、味が染みこみます。

 スープ代わりの「IPOH SAR HOR FUN」は、予想どおり麺は「河粉」。さっぱり系のスープがこれまた食欲をそそります。

イメージ 5 ▲こちら「IPOH SAR HOR FUN」。「IPOH SAR」ってどういう意味かなあ。

イメージ 6 ▲麺は「HOR FUN」という音から想像していたとおり、香港でもよく食べる「河粉」でした。

イメージ 7 ▲ぷりぷりのエビとチキンをあっさりに見えるけどけっこう濃厚なスープと一緒に。

 スープは透明であっさりした感じに見えますが、味はなかなか濃厚で、モヤシとネギのしゃきしゃき感と「HOR FUN(河粉)」のつるりとした食感にスープが絡まって、カレーを食べたばかりでもどんどん箸が進みます。マレーシアの屋台料理とでも言うのでしょうか、おなかいっぱいのランチになりました。

 それにしても、窓の外に見えるエプロンに、飛行機の姿は少ないですね~。遠くのゲートにマレーシア航空のB777が停まっているだけで、あとのボーディングブリッジは空いたままです。そういう時間帯なのかしら?

イメージ 1 ▲遠くにマレーシア航空のB777が一機見えるだけで、がらーんとした感じのエプロン。