毎日ヶ原新聞

日本全国、時々中国、たまにもっと遠くへ、忘れちゃもったいないから、旅の記録。

6月の北京、天気良し(後編)

イメージ 2 ▲午後の北京首都空港、香港行きのKA909便。

 2014年6月15日、ローン・サバイバー。

 13日(というか14日未明)に香港からのKA906便が3時間遅れで到着したため、結局空港からホテルへ行って、寝たのが明け方4時頃。それでも土日とあれこれ用事を済ませ、再びやってきました北京首都空港。

 この週末は北京もたいへん天気が良く、サンダーストームで飛行機が遅れたなんて誰も信じてもらえないほど、金曜日の夜は満月がくっきりと懸かっていました。ただ、土曜日は素晴らしいお天気でしたが、日曜日はかなり真っ白になり、北京らしかったです。でも、北京に来たときに一日でも天気がいいと運が良かったなって思う今日この頃。

イメージ 3 ▲北京空港にはやはりフラッグキャリア中国国際航空の飛行機が似合いますなあ。

 亮馬河地区麦子店街にある東北料理のお店で旧友とたらふくランチを楽しんだあと、地下鉄10号線と「機場快軌」を乗り継いで、北京首都空港へ向かいます。今度こそは飛行機遅れないでねと祈るような気持ち(^^ゞ。

 第3ターミナルはあいかわらずすごい人で、セキュリティチェックを抜けるのにすごく時間がかかってしまい、ようやくE18番ゲートに到達。

 これから乗るのは16:30発の香港ドラゴン航空KA909便。この日はレジB-HYJをつけたA330-300がE18スポットに入っています。16時から搭乗が始まり、16:10には24番A席に着席し、16:22にはドアクローズになりました。うん、いい調子。いや、油断してはいけない。前々日に香港を出発したときも、ドアクローズまでは順調だったではないか(笑)。

イメージ 1 ▲この日は、北京らしく(笑)空気が真っ白く霞みました。

 隣のゲートにはJAL機が駐機中。16:40発の羽田行きJL022便ですね。B767-300ERですが、「太陽のアーク」塗装のままの機材です。レジはJA-651Jをつけていますね。

 24番A席に着席すると、機窓からも主翼の向こうにJL022便が見えます。こちらKA909便は16:22にドアクローズになったと、やっぱり「北京空港上空混雑のため離陸許可が出るのを待っています」という機内アナウンスがあって、すぐには出発できません。しかしJL022の方はさっさとプッシュバックして去って行ってしまいました。東行きの航路の混雑はそれほどでもないってことなのかな?

イメージ 4 ▲隣のゲートには「太陽のアーク」塗装のままのJAL機B767-300ER。

イメージ 5 ▲こちらは航路混雑のため待たされているのに、JAL機はさっさと出発していきました(涙)。

 我がKA909便は16:45にプッシュバック開始。待たされたのは20分ちょっとでよかった(^^)。しかし北京空港は滑走路が3本あっても離陸と着陸で使い分けをせず、3本とも離陸にも着陸にも使うので、RWYエンドではいつも着陸機待ちがあって、なかなか離陸できません。今回も、ようやくRWY36Rエンドまで行ったはいいが、なかなかRWYに入れず、離陸したのは17:20になってからでした。

 二日前に北京へ来るときのKA906便はエコノミークラスにも全席シートテレビがついていましたが、この日のB-HYJも全席シートテレビつき。いつのまにリニューアルしたんだろうなあ。

イメージ 6 ▲シートTVがあるから雲上飛行もコワくない!(もともと主翼の上で地上は見えないけどね)。

 日もだんだん暮れてきましたので、晩ごはんの機内食。シートテレビで映画を見ながら食事ができます。今回は、香港ロケの最新作「トランスフォーマー・ロストエイジ」でも主演しているマーク・ウォールバーグ主演の「ローン・サバイバー」を観ました。米軍特殊部隊ネイビー・シールズによるアフガンにおけるターリバーン指導者暗殺作戦中に起きたネイビー・シールズ史上最大の悲劇「レッド・ウィング作戦」を描いた作品。この種の映画では「ブラックホーク・ダウン」がやっぱり秀逸だなと思いますね。

イメージ 7 ▲シートテレビで映画を観ながら食事ができるのはありがたいものです。

イメージ 8 ▲メインはポークでけっこうおいしい。ドラゴン航空、なかなかいいね!(^^)

 さて機内食、メインディッシュは二つチョイスがあって(なんだったか忘れちゃった)、僕はポークをいただきます。ローストポークにオニオンソースみたいなのを絡めて、野菜とマッシュド・ポテトが添えられていて、なかなかおいしい。これにリゾーニのサラダと温めた丸パンにバター。白ワインをコップにたっぷり注いでもらって、お昼に東北料理を腹いっぱい食べたこともあって、機内食はこれだけあれば十分です。そしてデザートはまたもハーゲンダッツ。うれしいねえ。今回のフレーバーはストロベリーでした。

 順調な飛行を続けたKA909便は、20:23に香港空港RWY25Rにランディング。飛行時間は3時間03分でした。入国審査場からはるか遠く離れた49番ゲートにスポットインしたので、空港の外に出るまで少し時間がかかってしまいましたが、今回の北京行きもこれにて無事終了であります。

イメージ 9 ▲今回もちゃんとハーゲンダッツが出てきてうれしい(^^)。