毎日ヶ原新聞

日本全国、時々中国、たまにもっと遠くへ、忘れちゃもったいないから、旅の記録。

残雪を飛び越して(遅い春、桜満開、帰省の旅;その13)

イメージ 1 ▲北に向かって離陸しすぐに左旋回して進路を変えると左側には残雪の八甲田連山。

 2014年4月26日、Coca-Cola。

 GW・桜の季節対応で通常のB737-800からB767に大型化されての運航となったこの日の青森発羽田行きJAL1206便は、春らしい陽気の中をほぼ定刻に離陸。この日はRWY06からの離陸だったので、離陸後すぐに左旋回して進行方向を南へ変えていきます。

イメージ 2 ▲見えにくいですが、眼下には田沢湖が。

 桜の開花が一気に進んでしまいそうな春の陽気に、そらも春霞がかかったようにぼんやりしていて、雲がおおいわけではないのですが、地上の景色はあまりはっきりとは見えません。

 離陸後しばらくすると、左側の眼下には田沢湖の全貌と、その東側の荷葉岳あたりの山々が見えてきました。こちらもまだ残雪で真っ白です。荷葉岳の南側には田沢湖温泉郷があるはずですが、田沢湖温泉郷にも久しく行ってないな。そろそろ行きたくなってきた(^^)。

イメージ 3 ▲機内でのドリンクサービスではいつもどおりホットコーヒー。

 この日の機材はレジJA-8975をつけたB767-300。1995年から飛んでいるもうかれこれ20年選手です。この日は土曜日で、GW連休初日でもあり、桜の満開が近づいてきた青森弘前の桜を楽しもうと、羽田からは大勢の観光客を運んできたものと思われますが、折り返しのこのJAL1206便はガラガラ。窓際席は概ね埋まっていますが、後部の中央席はほとんどカラです。乗っている側からすれば、広いワイドボディ機でゆったりフライトが楽しめて良いのですが(^^)。

 というところでドリンクサービス。いつもどおりホットコーヒーをお願いすると、その紙コップは、ちょっと前まで、JALオリジナルコーヒー宣伝のための「JAL CAFE LINES」のデザインでしたが、いつの間にかコカコーラのロゴが入ったカップになっていました。これは、4月3日から4月25日まで「JALに乗ってコカ・コーラ社製品無料引換券をもらおうキャンペーン」を国内線で展開したのに合わせたカップなのでしょう。

イメージ 4 ▲紙コップのデザインが「JAL CAFE LINES」からコカコーラとのコラボのものになりました。

 しかし、少しすると、ゆったり過ごせたフライトも高度を下げ始め、早くも着陸態勢。木更津のアクアラインのところからではなく、それよりもだいぶ北側の蘇我のあたりから東京湾上空に出て、ということはRWY23アプローチということですな。

イメージ 5 ▲蘇我のすぐ南、五井火力発電所のあたりで東京湾上空へ。

 JAL1206便はぐんぐん高度を下げて、16:20過ぎにRWY23にランディング。このあと13番スポットまでタキシングして、16:28にスポットインしました。降りてきてふと振り返り、13番ゲートからの出発便の表示を見ると、青森から到着したこのJA-8975は、次は17:15のJAL1469便となって松山へと向かうことになっていました。青森から松山へ乗り継ぐ人は移動ゼロで乗り継げて便利だな(^^)。

イメージ 6 ▲RWY23へと下りてきました。

イメージ 7 ▲羽田空港13番ゲートにスポットインしたJAL1206便。このあとJAL1469便として松山へ出発します。