毎日ヶ原新聞

日本全国、時々中国、たまにもっと遠くへ、忘れちゃもったいないから、旅の記録。

社殿造りの城戸南蔵院前駅(暖冬正月北から南まで;その40)

イメージ 3 ▲城戸南蔵院前駅駅舎にかかる駅名標。

 2014年1月10日、涅槃像参拝所要約20分。

 30分に満たない南蔵院釈迦涅槃像の参拝から大急ぎで城戸南蔵院前駅へ戻ってきました。

 駅舎も寺院のような造り。開業当初の名称は「城戸駅」でしたが、1995年に釈迦涅槃像が完成して参拝客が増えたことから、2003年に現在の名称に改称されました。2001年の電化を前に、2000年12月に南蔵院の資金協力で、社殿風の門前駅らしい新駅舎に建て替えられたとのことです。自動券売機があるほか、簡易委託駅のようで昼間は係員が常駐しているようでした。

イメージ 1 ▲2000年12月に社殿風に改築された城戸南蔵院前駅。

イメージ 2 ▲お正月ということで駅舎にも注連飾りが。

 ホームは駅舎よりも一段高いところにあるので、ホームと線路の下をくぐる通路を通ってホームに上がります。

 おっと、ホームにはもう列車が入ってます。まずいまずい、乗り遅れるわけにはいかない。

 ……と思ったら、おお、超特急で釈迦涅槃像を見に行って戻ってきたので、予定の12:36発の快速ではなく、その一本前の12:22発の博多行き普通列車2645Hに間に合ったのでした。ということは20分で涅槃像まで行って戻って来られたというわけか。近くて便利だな(^^)。

イメージ 4 ▲ホームの駅名標。2003年までは「城戸駅」だったとか。

 しかもこの2645Hは、12:18に到着し、直方行き快速4632Hと交換するために4分停車します。交換列車が来るまでは発車しないので、ホームの駅名標をカメラに収める余裕もありました。

 福北ゆたか線の列車は快速も普通列車も同じCommuter Train817系が使われているようです。

 しかし、同じ817系でも、折尾から乗った快速4633Hはオールロングシートでした。V2004編成が充当されていたのですが、これは817系2000番台車で、ロングシート化された車両だったのです。今度の普通列車2645HはV111編成で、1000番台車両。こちらは全席転換クロスシートで、シートの座面、腰当部、枕部分は黒色の本革張り。普通列車なのに乗り心地いいじゃないですか。

イメージ 5 ▲交換待ちで城戸南蔵院前駅に4分停車する博多行き普通列車2645H。

イメージ 6 ▲普通列車も快速列車と同じ817系。