毎日ヶ原新聞

日本全国、時々中国、たまにもっと遠くへ、忘れちゃもったいないから、旅の記録。

宮崎駅で肩を並べる787系(暖冬正月北から南まで;その32)

イメージ 5 ▲終点宮崎に到着した特急「きりしま12号」。

 2014年1月9日、遠ざかる桜島。

 クルーズトレイン「ななつ星in九州」に偶然遭遇して興奮している間にも、特急「きりしま12号」はだんだんと桜島から遠ざかり、加治木から先は海岸線から離れ、隼人、国分と大きな街を過ぎれば、あとはけっこう厳しい山間区間へと入っていきます。霧島神宮から都城へ抜けるまで、都城を過ぎて山之口から青井岳を経て田野まではなかなかの険しさです。

イメージ 1 ▲このあたりを最後に、桜島とはお別れです。

 鹿児島駅を発車したあとの「きりしま12号」の停車駅は、隼人、国分、霧島神宮、西都城、都城、南宮崎、そして最後に大淀川を渡ると、終点宮崎。125.9kmを1時間59分かけて走って、16:18の到着です。宮崎地方も良い天気ですね~。ほとんど雲一つなく、大淀川も穏やかそのもの。

イメージ 2 ▲終点宮崎到着直前に渡る大淀川。素晴らしいお天気です。

イメージ 3 ▲「きりしま12号」の1号車の車内。みんなで降り支度。
 
 2番線に到着した「きりしま12号」のすぐ隣、3番線にも787系電車が停車中。これは「きりしま12号」の到着を待って16:19に宮崎を出発していく6015M特急「きりしま15号」鹿児島中央行き。日豊本線の大分以南を走る特急と言えば485系のイメージが色濃く残る僕にとっては、宮崎駅に787系が並んで停まっているということさえも妙に違和感があります。

イメージ 4 ▲宮崎駅で肩を並べた787系「きりしま12号」と「きりしま15号」。

イメージ 6 ▲鹿児島中央へ向けて宮崎を発車していく「きりしま15号」。

 ホームに降りてみると、天気は最高ですが、妙に寒い!東京なんかよりずっと寒いんじゃないかと感じるほどの冷え込み。だいぶ強い寒気が入り込んでいるようです。

 僕はこのあと、駅前すぐに2011年にオープンしたばかりのJR九州ホテル宮崎にチェックインし、知人との食事会(飲み会)に備えます。宮崎地鶏を肴に一杯やれば、この寒気もたちどころに吹っ飛ぶことでしょう(^^)。

イメージ 7 ▲午後の日を浴びて輝く787系のメタリックグレー。