米坂線完乗完了(暖冬正月北から南まで;その12)
▲地面に打ち付けるような激しい雨の中を終点坂町に到着した1123D。
2014年1月1日、雷鳴轟く坂町駅。
とんでもない元日になりました。
米坂線初完乗を成し遂げ、1123Dで終点坂町駅1番線に到着しましたが、たいへん強い雨が降っております。
08:10に到着した1123D、車側の行き先表示幕はまだ「ワンマン坂町」を掲出したままですが、このあとこのキハ110-214はどこへ行くのでしょうか。米沢方面行きの次の列車は09:33発の3822D快速「べにばな」は新潟から来る列車だし、その次となるともう13:34発の1130Dまで列車はありません。あるいは快速「べにばな」に連結して米沢方面へ戻っていくのかもしれません。
▲念願叶って米坂線完乗を終え、無事坂町駅に到着。
▲到着後も「坂町」を掲出したままのキハ110-214、次はどこへ行くのか。
坂町ではわずか2分の待ち合わせで2004M特急「いなほ4号」へ乗り換えます。3月のダイヤ改正で5往復がE653系に置き換えられてしまう特急「いなほ」が485系で運転されているうちに少しでも乗っておきたいという考えです。
しかしここで構内放送。大雨強風のため「いなほ4号」は約20分遅れて運行しているとのこと。いや、20分程度の遅れでよかった。運休になったとかだったら目も当てられないし、それに遅れてくれたおかげで写真もゆっくり撮れるというものです。
雨はますます激しくなり、ホームに激しく打ち付けています。それだけではなく、雷まで鳴り始めました。かなり近いところで、稲妻が光り、雷鳴が轟いています。オイオイ、これは本当に新潟の元日のできごとかい?
▲ホームに雨が激しく打ち付けているのがわかるでしょうか。雷鳴も激しく轟いてます。
とにかく雨と風邪が激しいので、ホームの屋根のある部分以外には行けません。屋根の途切れるところにある小さな待合室にいるしかない。「いなほ4号」を待っているのは僕も含めて3人。お正月早々難儀なことになりましたなあ……
結局18分遅れほどで「いなほ4号」が到着し、雨風にあおられながらなんとか乗車。先頭の6号車自由席に乗り込みましたが、車内はガラガラ。元日の朝からどこかへ遠出しようという人はまあ普通はあまりいませんよね。車両は485系3000番台でした。
「いなほ4号」は中条、新発田、豊栄と停まって、終点新潟には20分遅れの09:12に到着。「いなほ4号」はもともと、新潟で09:00発の大宮と東京にしか停まらない最速新幹線「とき314号」に接続する列車なのですが、20分遅れたせいで09:12発の「Maxとき316号」にも接続できず、次は09:44発の「Maxとき318号」となってしまい、乗り継ぎ客には大きなロスが出てしまいました。天候のせいとは言え、悔しいですね。
▲大雨と暴風の影響で20分遅れで終点新潟に到着した特急「いなほ4号」。
▲降りた時にはLED表示は「回送」になっていたのが残念!