香港~ワシントンD.C.、遠すぎる(最終回)
▲成田空港RWY16R/34Lの向こうに沈み行く夕日。
2014年2月16日、香港まであともう少し。
日本時間の15:51に53番ゲートにスポットインしたワシントンからのNH001便を降り、東京からの出張者と一緒に僕も日本へ入国したいところですが、定刻より30分ほど遅れて到着し、次のフライトまでの乗り継ぎ時間が少し短くなったので、泣く泣く入国をあきらめて、またも乗り継ぎルートをたどって再び搭乗待合室のフロアに上がります。残念。さよなら、みんな(涙)。
2周連続で積雪があった千葉県、この日も関東は雪かもという予報でしたが、実際は雲一つない快晴で、気温も15℃ぐらいまで上がったとか。RWY16R/34Lの向こうに沈む夕日がとてもきれいで、ターミナルにいる人たちみんながサンセットに見入っていました。
▲夕日が沈み、成田空港にも夕闇迫る。
▲26番ゲートにいるデルタ機はどこ行きかな?
入国を断念したので、おみやげや免税品を買って歩いて時間を過ごします。それにしても妙に人が多いな。どうしてこんなに混んでいるんだろう?
昨年の10月から成田、羽田、中部、関西の各空港国際線免税エリアで行われている「ニッポンを飲もう!『日本の酒キャンペーン』」のブースがあり、この日は京都の酒蔵さんが出ていたので一本仕入れ、それからゲートに向かいます。
次のフライトは18:25発の香港行き全日空NH911便。ゲートは28E番ゲート、つまりバスでの搭乗です。11日に香港から飛んできたときもバスだったのに、またバスとは。成田で国際線のフライトにバスで搭乗するのは初めてです。
▲スポットの照明に照らし出されるNH911便の主翼には「JA-625A」の文字。
この日の機材はレジJA-625AをつけたB767-300ER。香港から来るときはエコノミークラス最前列左側窓際18番A席でしたが、今回は右側窓際の18番K席。さっきワシントンから三人掛けの窓際席で超窮屈な思いをして成田に着いたばかりだけに、この席は余裕があってうれしい~~(^^)。
18:32にドアクローズになったNH911便は、夕方の出発ラッシュに巻き込まれて、長蛇の列に並び、19:06にようやくRWY34Lから離陸。滑走路に入るときに後ろを見てみたら、後ろにも長蛇の列ができてました。離陸してすぐ右側には満月。お~、美しい!
▲もう日も暮れましたので、最初からビール(^^)。
見たい映画はNH001便の機内で全部見てしまったので、NH911便ではシートテレビは引き出さずに、のんびり読書。もう日も暮れたので、ドリンクサービスのときからビールをオーダー。プレモルが出てくるところがやっぱり日系航空会社、うれしいです(^^)。
機内食は「牛カルビ焼きご飯」と「シェフのとっておき具沢山マーボー丼」からのチョイス。NH911便では和食をチョイスすると決めて、NH001便では洋食をチョイスしたというのに、なんとNH911便のメニューは、普通は「和食」vs「洋食」の組合せのところを「韓国」vs「中華」の組合せになっていて、ちょっとショック(涙)。僕は「牛カルビ焼きご飯」をチョイスしましたが、これはANA社員アンケートナンバーワンだそうで、なめこ蕎麦とコールスロー、薄皮まんじゅうも付いて、けっこうおいしかったです。
ワシントンを発ってからかれこれ24時間近くが経とうかという香港時間22:42、NH911便は香港空港のRWY07Lにランディング。32番ゲートにスポットインして、僕の今回の米国行は終了しました。あー疲れた。でもこのあと、荷物を引き取ったりなんかで自宅まで1時間ちょっとはかかるんですが……
▲「韓国」vs「中華」のチョイスだった機内食。
▲ANA社員アンケートナンバーワンの「牛カルビ焼きご飯」は確かにおいしかった!