香港~ワシントンD.C.、遠すぎる(その4)
▲搭乗前に最後にアメリカンなものをと思いトースト・サンドウィッチを食べてみた。
2014年2月15日、RWY01C。
ワシントンD.C.での仕事は2月12日~14日の3日間の予定でしたが、13日は大雪で交通機関など全市でいろんなものが麻痺したりクローズしたりしたので、一日中ホテルに缶詰になってしまって何もできず、14日に仕事をぎっちり詰め込んで、なかなかたいへんでした。バレンタインデーなのに(涙)。しかし大雪と言っても、青森県人の僕から見ればほんの15cmとか20cmの雪でこんなになるとは、ワシントンD.C.と周辺諸州は根性ないなと思いました。
▲ワシントン・ダレス空港B47ゲート付近にある「Potbelly Sandwich Works」。
というわけでなんとか仕事を終えた翌2月15日、香港へ帰ります。
再びやってきたワシントン・ダレス空港、乗るのは11:20発の全日空NH001便成田行き。事前チェックインが済んでいるので、チェックインカウンターではバゲッジ・ドロップ専用のカウンターで荷物を預けるだけであっという間に手続きが済み、連絡電車に乗ってさくさくとB41番ゲート方面へと前進します。
搭乗ターミナルの中でおみやげを買い込み、それでもなお時間に余裕があったので、最後にアメリカンなものを食べようと思い、Bターミナル内にあるレストランをあれこれ眺めて歩いた結果、最後に足を踏み入れたのがB47番ゲート近くにある「Potbelly Sandwich Works」というお店。1977年にシカゴに最初にできたお店で、「SUBWAY」に似たサンドウィッチ屋さんみたいです。
▲できました!パンがちゃんとカリッとトーストされているのがここのウリらしい。
モーニングセットもある時間帯でしたが、「Grilled Chicken & Cheddar」の「BIG」をオーダー。「BIG」だと「ORIGINAL」の3割増しの量になるとのことですが、これは「SUBWAY」のfoot-longに相当するサイズ。半分に開いたパンにチキンとチェダーチーズを載せて、大きなオーブンの中を通してパンをカリッとトーストし、野菜をたくさんはさんでハイできあがり。飲み物はホットコーヒーにしたんですが、レジで「スープはどう?ほら、スープ!」と執拗に勧められたので、スープにすればよかった。チリがおいしそうだった。
▲できたてアツアツで、おいしかったです!
カリッとトーストされたパンにとろけるチーズにグリルド・チキンにたっぷりの野菜、そしてかなりのボリューム、おいしかったです!
ダレス空港の中は、人が少ないですね。発着する国際線の便数が少ないからでしょうが、そのおかげで、けっこう静かに落ち着いて食事ができます。窓からは、激しく降りしきる雪が……えっっ??雪???また雪かよ。ただ気温はかなり高いので、積もることはなさそうです。いや、この際3時間ぐらい遅れてくれたほうが成田で香港行きに乗り継げなくなって成田で一泊ということになって、その方がラクでいいんですが……(^_^ゝ
▲B41番ゲートのNH001便。ここからこの角度でしか見えないのです。
出発準備に少々時間がかかり、搭乗開始が少し遅れました。自分の席に着席できたのはもともとの出発時刻の11:20。
雪はいつしか雨に変わり、窓は雨粒に覆われてしまいました。ドアクローズは11:31で、タキシングの途中でデアイス・スポットに立ち寄ってデアイシングを受けたので、窓には細かい液体が更に付着して、外はほとんど見えなくなってしまいました。
▲搭乗の頃には雪は雨に変わり、これじゃ3時間遅れにはならないわな。
デアイシングで時間を取ったこともあり、離陸したのは12:18。RWY01Cからの離陸だったんですが、「C」ということは、3本ある平行滑走路のうちの真ん中の滑走路ということです。平行滑走路が3本ある空港は北京空港がそうで、何十回と利用したことがありますが、北京空港は西側の2本をRWY36L/18RとRWY36R/18Lとし、東側の1本をRWY01/19としているので(新千歳空港と似たやり方)、「C」が付く滑走路はありません。なので、「C」の付く滑走路、今回が初体験となりました~。
▲離陸後しばらくは雲上飛行。
離陸後しばらくは雲上飛行が続きます。さっきダレス空港の雪は雨に変わりましたが、ニューヨークの方ではこの日も朝からかなりの降雪で、JFK空港では朝から欠航便がそうとう出ているとニュースでやってました。機窓から見えるこの一面の雲も、アメリカ東海岸を覆う雪雲なのでしょう。
しかししばらく飛ぶと雲が切れ、アメリカの大地(もしかしたらもうカナダかも)が眼下に広がるようになりました。どのへんか全然わかりませんが、寒そうですね~~。
▲しばらく飛ぶと雲が切れ、ここはアメリカ、はたまたカナダか。