元旦＠米沢駅（暖冬正月北から南まで；その8）
▲深夜のように見えますが、元旦の朝5時半すぎの米沢駅。 2014年1月1日、謹賀新年。
米沢駅東口近くのビジネスホテルにチェックインしたら、0時まで大浴場が開いているということで、こりゃありがたいと、まずはひと風呂浴びてさっぱりし、部屋に戻ってテレビを点けると、紅白歌合戦はちょうど白組の優勝が決まったところ。何が決め手になったのかさっぱりわからんが、白組の圧勝だったようである。
ホテル内の自販機で買ってきた缶ビールを開けて、テレビのほうは「ゆく年くる年」。紅白は見損ねてもいいけど、「ゆく年くる年」を見ずに新年を迎えるわけにはいかない。間に合って良かった。どこのお寺の鐘を聞きながら新年を迎えることになるのだろう。あ、東京芝の増上寺だった。明けましておめでとうございます～。
さて、新年も迎えたことだし、朝は早起きしなければならないので、もう寝よう……と寝かけたところで、テレビは「2014年新春生放送！年の初めはさだまさし」、あっっ！しまったっ！！！年が明けたらこの番組があったか！！忘れていた。というか、見始めてしまったぞ。ああ、番組終わったの、2時半じゃん。くー、きつい。
そんなわけで、おはようございます。時刻は2014年1月1日の午前5時15分でございます。3時間も寝てないじゃないか。外は当然のことながらまだ真っ暗。さっき歯磨きして寝たばかりのような気がするけれど、また歯磨きして顔洗って、着替えて、真っ暗な中を出発します。
▲米沢駅へやってきたのは15年ぶりくらいかな……
▲米沢駅の入口にも「謹賀新年」。達筆ですな。 青森もまったく雪のない年末となっていましたが、こちら米沢も、雪は少し残ってはいますが、道路には雪はまったくない状態。夜明け前の最も冷え込む時間帯なのに、それほど寒さは感じません。全国的に暖冬なのでしょうか、雪国の人々にとって、雪に苦しめられない穏やかなお正月が迎えられるのはありがたいことです。
駅舎の入口には毛筆で大きく「謹賀新年」、駅舎に入るとすぐ上には上杉謙信と武田信玄を描いた巨大な和凧が飾ってあるのは、いかにもお正月らしく、山形らしくていいですね。改札口はもちろんオープンして煌々と灯りが点っていますが、人影はなし。元旦だものねえ。
▲もうすぐ列車が動き始め、米沢駅は2014年の営業が既に始まっています。 ホームに出てみると、2番線には列車が車内灯を点けて待機中。標準軌対応の719系5000番台の2両編成で、行き先表示幕には「新庄」と出てますから、06:03発の新庄行き普通列車421Mですね。米沢から山形、新庄方面へ走って行く2014年最初の列車というわけです。
ところで僕の乗る列車はどこにいるのだ？米沢駅のホームは、改札口から入ったところにあるのが1番線、跨線橋を渡った先の島式ホームが2/3番線、1番線を福島方向へ歩いて行くと、1番線ホームの右側に4番線が現れ、その奥に切り欠きの5番線があるという構造。3番線の向こうに4/5番線があるのではなく、1番線のはずれに4/5番線があるというのが旅人を迷わせますな(^_^ゝ。
▲米沢駅の2番線には719系5000番台の2両編成が入って発車を待っています。
▲これは山形、新庄方面へ行く2014年最初の列車、06:03発の421M。