毎日ヶ原新聞

日本全国、時々中国、たまにもっと遠くへ、忘れちゃもったいないから、旅の記録。

五能線弁当(暖冬正月北から南まで;その6)

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818184416.jpg ▲閉店間際の新青森駅「あおもり旬味館」で手に入れた「五能線弁当」二種。

 2013年12月31日、紅白歌合戦が始まった頃。

 新青森駅1階のおみやげ・物産販売フロア「あおもり旬味館」はなんとかまだ開いていたので、ここで夕食を調達することができました。週替わりで様々なお店が軒を並べる「旬味市」スペースにお弁当を出しているお店があったので、こちらで夕食をゲット。弘前のたき込みごはん専門「おさらぎ」さんが製造販売している「五能線弁当」で、ふだんは弘前駅自由通路で販売されているもののようです。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818184426.jpg ▲まずは「うにごはん」から。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818184423.jpg ▲味わい深いウニの炊き込み御飯の上に更にウニが載って磯の風味満点。

 どうせ外はもう暗いし、走り始めてもしばらくはトンネルばかりだから、発車前だけどもう食べちゃえ。

 実は、閉店直前だったので、全品半額だったんです。僕の発想は「半額→安い」ではなく、「半額→元の値段で2個食べられる」なので(笑)、お店の人も売れ残りが出ては困るでしょうし、ここは一つお店の人を助けるという気持ちで、「五能線弁当」を2個買っちゃいました(^^)。

 手に入れたのはどちらも「五能線弁当」ですが、「五能線弁当」には何種類かあるようで、僕が購入したのは「うにごはん」と「ほたてごはん」の二種。この二つで1,000円しないんですからおトクです。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818184431.jpg ▲次は「ほたてごはん」をオープン!

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818184436.jpg ▲ホタテの中ではいちばんおいしいと言う青森県民も多いベビーホタテはホントにウマイ。

 まずは「うにごはん」に着手。ウニと一緒に炊いた炊き込み御飯の真ん中にウニがこんもり。それに焼き鮭の切り身と柴漬け、煮豆が載っています。磯の香りがたまらない炊き込み御飯は食欲をそそり、焼き鮭がまた食欲をそそります。煮豆の甘さは良い箸休め。あっという間に完食だよ。

 おかわりは「ほたてごはん」。こちらはホタテと一緒に炊いた炊き込み御飯の上に丸ごとのベビーホタテが3個、焼き鮭の切り身、柴漬け、煮豆が載っています。ベビーホタテは、弾力のある食感、噛めば噛むほどじんわりとホタテエキスがにじみ出て、実は成長して大きくなったホタテよりもおいしいという評判もよく耳にしますが、確かにおいしい。「五能線弁当」二つ、一気に完食!

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818184441.jpg ▲「はやぶさスーパーこまち20号」は21:25に仙台駅に到着。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818184445.jpg ▲初めて、E6系スーパーこまち」に接近!

 「五能線弁当」をのんびり食べている間に、「はやぶさ20号」は七戸十和田、八戸、二戸、盛岡と停車し、盛岡からは「スーパーこまち20号」を後ろに従えて東北路を一気に南下し、21:25、仙台到着です。

 僕はここで「はやぶさ20号」を降ります。実はまだE6系車両というものを間近で見たことがなかったので、ちょこっと「はやて20号」と「スーパーこまち20号」の連結部を見てみたいです。

 おお、これがE6系、「ジャパンレッド」の車体ですな。なかなかいいじゃない。色はE5系の緑(常磐グリーンでしたっけ?)より好きだな。一度乗ってみたいものですね、E6系。3月改正で「こまち」は全部これになるんだったような。いつか乗れる日を夢見て、この日は仙台駅で見送ることといたします。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818184453.jpg ▲「ジャパンレッド」、なかなか気に入った。今度乗ってみたい!