雪のない大晦日(暖冬正月北から南まで;その5)
▲2013年最後の新青森発東京行きの列車となる「はやぶさ20号」。
2013年12月31日、暮れゆく2013年。
2013年最後の日となりました。時刻は午後7時15分を少し回ったところ、第64回紅白歌合戦がちょうど始まったところです。
その頃僕は、新青森駅の新幹線ホームにいました。
2012年の大晦日は、東京発新青森行きの最終の「はやて」に乗って帰省し、2012年の乗り納めをしました(その時の記事はコチラ。)。最終の「はやて41号」が新青森駅に到着したとき、青森市内は既にそうとうな積雪に加え、猛烈な吹雪で、タクシーが吹雪で視界がきかない中をそろそろと進んだのを覚えています。とにかく厳しい寒さと大雪の大晦日でした。
それに比べて2013年の大晦日と言ったら、暖かいのなんのって。気温はプラス、積雪はゼロ。ここ数年、厳しい冬が続いていたので、雪のない年越しは5、6年ぶりぐらいではないでしょうか。
▲新幹線の行く手に雪はまったくナシ。とても大晦日とは思えない暖かい冬。
さて、これから乗るのは、19:36発の「はやぶさ20号」。この列車より後には、仙台行きが1本と盛岡行きが1本残っているだけですから、この「はやぶさ20号」が新青森発東京行きの2013年の最終列車です。2012年の大晦日は下りの最終列車、そして2013年の大晦日は上りの最終列車で1年を締めくくろうというわけです。
▲「はやぶさ20号」の後は仙台行きと盛岡行きが残るだけ。
いつもであれば、特に平日であれば、最終の東京行きで首都圏へ戻る、あるいは首都圏へ出張するビジネスマンも多く見られるのでしょうけれど、さすが大晦日、「はやぶさ20号」のドアが開いて乗車が始まっても、ホームにはほとんど人影がありません。車内もガラガラのままです。東京からやってくる下り列車ならいざ知らず、上り列車でこれから移動しようとする人はよほどの用事がある人ぐらいでしょう。僕はよほどの用事があるわけでは全然ないんですが、森閑とした新青森駅14番線ホームから、2013年の乗り納めへとこれから出発いたします!
▲2013年最後の新青森駅14番線ホーム。
▲ホームにはほとんど人影なし。大晦日だものね。