毎日ヶ原新聞

日本全国、時々中国、たまにもっと遠くへ、忘れちゃもったいないから、旅の記録。

春節あけおめ~~(^^)

イメージ 1 ▲春節(旧正月)には餃子を食べないわけにはいきません。

 みなさん、あけましておめでとうございます。

 「何を今さら」とは思いませんように。今日1月31日は旧暦の元日です。中華圏では陽暦のお正月より旧暦のお正月の方がだいじですので、香港は今日から四連休。中国大陸のほうは少なくとも来週いっぱいはお休みなんじゃないでしょうか。この期間は「春節」と言いまして、中国大陸ではのべ36億人が帰省ラッシュなどで移動するとか。

 そして、日本では年越しと言えば年越し蕎麦ですが、中華圏ではそれに相当するのはなんと言っても餃子。春節に餃子を食べないわけにはいきません。

イメージ 2 ▲パンパンにふくれあがった状態で冷凍されていた「熊井」のギョーザ。「熊井」って何よ。

 瀋陽や北京にいれば、誰かしらが手作りの餃子を持ってきてくれたり、みんなで集まって餃子パーティなんぞをするものですが、香港では独りぼっちなので、そんなものは期待できません(涙)。

 しかたなく、おおみそかの昨夜、まだスーパーが開いていたのでとにかく冷凍餃子を買って帰りました。今、改めて包装袋を見てみると、なぜか日本語で大きく「ギョーザ」、上の方には「熊井」、「くまい」とふりがなまでふってあります。しかも裏を見ると、「韓国製造」の文字。なんだよ、中国のじゃないのかよ。

 袋を開けて茹でてみると、中国で春節に食べる餃子と違って皮が薄い。これは日本的餃子だ。茹でるべきではなかった。焼くべきであった。

 しかし時既に遅し。茹ですぎてふにゃふにゃになって所々から中の餡がはみ出ている仕上がりに。

 しかたない。春節に食べる餃子はどんな餃子でもいいのだ。675gで28.8香港ドル、日本円にして約400円弱。安くて腹いっぱいになってまずまずおいしくて、ハイ、これで春節を無事迎えられました。

 それでは新年(旧暦)もどうぞよろしくお願いいたしますヽ(^。^)丿。

イメージ 3 ▲理想的とは言えない餃子でしたが、いただきます!(^^)