青森に萩の花咲く(石北本線各駅停車;その54)
▲青森空港08:15発の羽田行きJAL1200便。青森発の初便です。
2013年9月22日、思い出のミヤギノハギ。
寝台券を買った当日に寝台特急「あけぼの」が運休になるという痛い目に遭って、やむなく田端駅前のビジネスホテルに一泊した僕は、翌朝の上野発06:38の「はやぶさ1号」に乗って、ようやく青森へ戻ることができました。ああ、僕が「あけぼの」に乗れる日はもう永遠にやってこないのでしょうか……
ここ数年、実家の事情もあってけっこう頻繁に帰省していますが、9月後半から10月初めにかけての時期に帰省したことはほとんどありませんでした。我が家の庭には、僕が高校2年生のときに仙台でもらってきたミヤギノハギの苗木を植えたのが育ち、毎年枝を伸ばしては秋になるとかわいらしい花を付けるのですが、この時期に帰省したことがないために、今を盛りに花が咲いているところを見たことがなかったのです。
ところが今回、思いもかけず、少ーし早かったとは言え、まさに我が家のミヤギノハギが咲き誇らんと言う時期に帰省することができ、すごくうれしかったんです。
▲我が家の庭のミヤギノハギ。花の咲くときに帰省することができました。
ミヤギノハギの花は普通紅紫色だそうですが、我が家のミヤギノハギは、苗木を植えて、それが育って、最初に花を付けたときから、花は白色。シロバナミヤギノハギという名称のものもネットで調べると出てくるので、それかなあとも思っていますが、白い花の方が可憐さが増して、美しいようにも思えます。
▲我が家のミヤギノハギは最初から白い花が咲きました。
▲赤紫の花はなんだったっけな?(^_^ゞ
ところで、僕はこの日の前日、9月21日の晩に函館まで行って、函館から寝台特急「北斗星」で上野へ出ることにしていたのです。ところがその2日前の9月19日の夕方、函館本線大沼駅付近で貨物列車がまたも脱線して不通になってしまい、これが20日も続き、21日も先行き不透明だったので、「北斗星」を泣く泣く払い戻して、飛行機に切り替えたのです。くぅ~っ、悔しい!!(その後、函館本線は21日の16時をメドに運転を再開したみたいですが、「北斗星」が走るにしても万一遅れが出たりすると香港へ戻るのに支障を来すので、きっぱりあきらめたのです。)
▲前夜到着したJAL1211便の折り返しです。