毎日ヶ原新聞

日本全国、時々中国、たまにもっと遠くへ、忘れちゃもったいないから、旅の記録。

雨のしまなみ海道(石北本線各駅停車;その47)

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818183247.jpg ▲大きくカーブする来島海峡大橋の取り付きからは吊り橋部分がよく見えます。

 2013年9月15日、多々羅しまなみ公園へ。

 糸山公園来島海峡展望館には、しまなみ海道のことを知るための資料などの展示室と売店がありますが、いずれも小さい施設で、雨降り天気では、三連休といえども訪れる人はまばらでした。

 雨が強くなってきたのでこのあとどうするか思案しましたが、せっかくここまで来たのだからと、しまなみ海道をもう少し先へ進んでみることにしました。

 糸山公園への道を戻り、今治北ICからいよいよしまなみ海道に入ります。水滴が打ち付けるフロントグラスの向こうに来島海峡大橋にそびえ立つ端柱が次々に見えてきます。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818183243.jpg来島海峡大橋第三大橋。さっき展望館からいちばん近くに見えていた橋です。

 雨はけっこう激しく降っています。真夏の雨のしまなみ海道。レンタカーじゃなかったらとても来る気にはなれませんな(^_^ゞ。

 来島海峡大橋を渡りきると、大島に上陸。大島を南西から北東へ抜けると今度は大島大橋伯方橋を越えて伯方島へと渡ります。伯方島は、1806年(文化3年)から続いていた塩業や、いったん廃止になった塩田製法の復活で有名です。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818183256.jpg大島大橋伯方橋を渡って塩業で有名な伯方島へと入ります。

 伯方島を抜けると、大三島橋を越えて大三島へと渡ります。

 大三島橋は、1999年のしまなみ海道全通より20年も前に完成していた橋で、しまなみ海道では唯一のアーチ橋。全長328m(アーチ支間297m)と短い橋ですが、アーチ橋としては完成当時は日本最だったそうです。

 大三島に上陸してしばらく走ると、大三島ICがあるので、ここから下道へ下ります。すると、周辺の景色や道路沿いの景色に、どうも見覚えがあります。むむむ?これはデジャヴというヤツか?(笑)

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818183307.jpgしまなみ海道で唯一のアーチ橋・大三島橋

 僕は、しまなみ海道はかつて一度だけ通ったことがあります。コチラの記事でご紹介してありますが、2010年2月に松山へ行くのに、福山から高速バスを利用したときに通ったのです。この記事を読み返してみますと、福山から乗った今治行きのバス「しまなみライナー」は、大三島バス停に停車するようで、そのバス停の場所が、大三島ICを下りて国道317号線に出てすぐの広場みたいなところなんですね。だから周りの景色に見覚えがあったわけです。

 その大三島バス停を越えて国道317号線を先に進むと、道の駅もある今治市多々羅しまなみ公園に到着です。ここからは、大三島生口島を結ぶ多々羅大橋がよく見えるんです。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818183315.jpg大三島ICでしまなみ海道を下り、多々羅大橋がよく見える多々羅しまなみ公園に到着。