毎日ヶ原新聞

日本全国、時々中国、たまにもっと遠くへ、忘れちゃもったいないから、旅の記録。

来島海峡大橋(石北本線各駅停車;その46)

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818183217.jpg ▲高速バスで通ったことはこれまであれど、じっくり眺めるのは初めてのしまなみ海道

 2013年9月15日、しまなみ海道、雨。

 前日の夕方は、伊予鉄道横河原線の久米駅の近くにある温泉施設「そらともり」でどっぷりと温泉に浸かり、晩は鍋焼うどん屋さん「ことり」の隣にあるいつもの「がんこ寿司」でたらふく飲んで食べて、あとはホテルでばたんきゅー。松山のいつものパターンですな(^^)。

 明けて9月15日、三連休の中日は、松山は朝から雨。でもせっかく借りたレンタカーなので、我が師匠のナビでしまなみ海道まで遠出することにしました。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818183206.jpg ▲低く垂れ込めた雨雲の下、来島海峡大橋

 しまなみ海道の四国側入口は今治ですが、我がナビ師匠によれば、松山を通っている高速道路松山自動車道のルートはずっと山手の方なので今治へ行くには役立たずで、下道の国道196号線を行くのがよいとのことなので、一路海沿いの道を走ります。
 
 そしてしまなみ海道入口の今治北ICの下を走る小道を走っていくと、そこは糸山公園来島海峡展望館。ここの展望台からは来島海峡と来島海峡大橋を一望することができるんです。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818183212.jpg ▲来島海峡展望館から一望する来島海峡。

 来島海峡大橋は、来島海峡第一大橋、来島海峡第二大橋、来島海峡第三大橋の3本の橋梁の総称で、世界初の3連吊り橋。全長は4,105mあります。来島海峡展望館から見えるのは第三大橋です。

 瀬戸内にかかる橋を間近で見たことがあるのは、舞子公園で明石海峡大橋を見たことがあるぐらいですから、今回はしまなみ海道にかかる橋の雄大な景色を見られて、なかなか感動です。雨が降ってるのが残念。天気の良い日に来てみたい。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818183239.jpg ▲記念撮影するのにピッタリな石碑もあります。

 ふと見ると、西のほうから巨大船が接近中。

 直方体のような箱形をした巨大船、コンテナ船ではありませんね。香港の自宅の前の海を通る大型船の中にも、これと同じ形をした船が時々あります。我が師匠に聞くと、あれは自動車輸送船とのこと。へえ~、あの箱の中は全部自動車なのか!知らなかった!

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818183223.jpg ▲来島海峡に巨大船が接近中。

 船体には「NYK LINE」と記され、船名は「ATLAS LEADER」とあります。調べてみると、「ATLAS LEADER」は新来島豊橋造船で2010年に竣工した日本船籍船で、総トン数は63,085トン、最大積載トン数は21,323トン、全長199m、6,400台積みだそうです。でか~~。

 こんな大きな船がゆうゆうと来島海峡大橋をくぐって海峡を航行していくさまは、なかなかかっこいいですね~~。これもまた瀬戸内の日常的な風景なのでしょうけれど。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818183229.jpg ▲6,400台積みの自動車輸送船・日本郵船の「ATLAS LEADER」のようです。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818183233.jpg来島海峡大橋の下をくぐってゆうゆうと進んでいきます。