毎日ヶ原新聞

日本全国、時々中国、たまにもっと遠くへ、忘れちゃもったいないから、旅の記録。

Back to 真夏の香港(石北本線各駅停車;その42)

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818182908.jpgANA機を左に眺めながら、香港行きJL029便もまもなくドアクローズ。

 2013年8月6日、「脳男」見そびれる。

 香港行きJL029便は、112番ゲートから搭乗が始まり、09:52には早くもドアクローズ。順調です。今回の僕の席は54番A席、機内はほぼ満席。あいかわらず香港線はCXにしろJLにしろ非常に好調です。

 隣の111番ゲートに入っているANA機は10:05発の台北松山行きNH1185便ですね。レジJA-808Aを付けたB787です。その左奥にはタキシングを始めたANAB787も見えてますが、あれは09:25発の北京行きNH1255便かな?国際線のB787にはまだ乗ったことがないなあ。

 09:55にはプッシュバックが始まり、10:10、RWY16Rからテイクオフ。僕は羽田からは西行きのフライトにあまり乗ったことがないので、RWY16Rからの離陸はちょっと新鮮です。国際線ターミナルからだと近いのでタキシング距離が短くて済んでいいですね。

 離陸後しばらく南へと飛びますが、東京湾の出口のあたりには立派な入道雲が立っていて、真夏らしさを感じさせています。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818182921.jpg ▲RWY16Rから離陸すると、東京湾の出口あたりに立派な入道雲

 さっ、それでは機内食をいただいまーす。 

 JALの日本発中国・香港線はお弁当形式。しかし、北京便なんかだとおかずの入った箱と温めたおにぎりみたいなのがばらばらに出てくるだけでしたが、さすがに香港便は飛行時間が多少長い中距離路線だからか、ホットミールもわりとしっかりしていて、一式がトレーに載って出てきて、それなりに機内食らしいです。少なくとも、CXの機内食よりずっとマシな感じ(^^)。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818182927.jpg ▲おかずはお弁当形式ではありますが、わりとしっかりした機内食です。

 おかずの箱には「お品書き」が付いていますので、ご紹介。

 この機内食は「JAL空膳"遊食楽園"和みの彩り空膳」というらしい。おかずの箱は6つに区切られていて、「厚揚げ豆腐チリソース掛け、山くらげ、小海老」、「卵旬菜焼きと和風煮物、蒟蒻煮、昆布巻煮」、「切干大根煮、枝豆添え」、「ミニメンチカツとポテトサラダ」、「肉シュウマイ、生姜ソース掛け」、「青紫蘇胡瓜漬」の6品。主食は「赤魚西京焼きと若芽御飯」。日本人にはうれしいおかずの数々、このあたりはさすが日系航空会社だなと思いますね。デザートはハーゲンダッツのアイスクリームです。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818182946.jpg ▲おかず豊富な幕の内弁当風で僕は好きです。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818182939.jpg ▲赤魚も山菜の添え物もなかなかオイシイ。

 ショックだったのは、7月27日に乗った香港発羽田行きのJL026便の機内で最後まで見られなかった映画「脳男」を、今度こそ最後まで見るぞと決意していたのに、このJL026便では、月が変わってもう上映していなかったということ。がーん、悔しい。結局、トム・クルーズの新作「Ovlibion」を観たのでした。まあまあだったけど、予告編を見て期待したほどではなかったな。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818182953.jpg ▲真夏の青空の下を順調に飛行中。

 現時時間で12時半を過ぎて、香港へ向けて最終の着陸態勢です。

 いやー、それにしても良い天気。ところどころにぽかりと浮いた真っ白い雲が、真っ青な海に影を落としていて、実に気持ちの良い眺め。

 香港の沖合の小さな島々もくっきりと見えます。だいぶ高度が下がってからはっきりと見えた島(下の写真)は、大東湾に浮かぶ外伶仃島(Wai Lingding Island)。香港の長洲島からは6カイリしか離れていませんが、珠海市万山区担杆鎮に属する島で、香港から直接行くことはできません。珠海市の中心部からは28カイリほど離れていますが、珠海市のちょっとしたリゾート島として、観光客も増えているそうです。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818182959.jpg ▲珠海市に属する外伶仃島を真下に見ながら高度をぐんぐん下げます。

 そして12:56、香港空港のRWY07Lに無事着陸。13時ちょうどに22番ゲートに入って、真夏の香港に戻ってきました。7月27日の往路は、関東に吹き荒れた大風のせいでセントレアダイバートしたりして順調とはいきませんでしたが、戻ってくるときはすんなりと順調でした。問題があるとすれば、機内ビデオで「脳男」が見られなかったことぐらいか(^^ゞ。今度DVD買おうっと(^^)。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818183009.jpg ▲RWY07Lにランディング。真夏の暑い香港に戻ってきましたよ。