沙羅ちゃんガンバレ!(石北本線各駅停車;その27)
▲上川駅にて、窓を開け放ち、「ふらの にんじん100(富良野産人参使用)」。
2013年7月31日、ソチ五輪まであと3ヶ月ちょっと。
上川駅には37分停車します。普通列車といえども停車時間が短くなっている昨今、一つの駅に37分も停まるというのはなかなか貴重です。
活動的な旅人ならば、この時間を利用して駅前探索ぐらいはするのでしょうが、雨も降り続いているし、僕は非活動的な旅人なので、ホームに下りるのがせいぜい(笑)。夕闇忍び寄るホームに立つとひんやりと肌寒く、とてもこの日が7月31日、真夏の一日であるとは思えません。
1番線の駅名標の下には「翔け世界の頂点へ 髙梨沙羅選手」の横断幕。そうなんです、今や世界に誇る女子スキージャンパー髙梨沙羅選手は上川町の出身なんですね!まだ弱冠17歳、今年の夏シーズンも敵なしの8連勝と絶好調です。ソチ五輪が楽しみですね!
▲上川町は女子スキージャンプ選手・髙梨沙羅ちゃんの出身地。
終点旭川まで残り1時間ちょっととなって、車内はまったりしすぎるくらいまったりしています。僕も、遠軽のコープで調達した「ふらの にんじん100(富良野産人参使用)」を飲んだりして、まったりです(^^)。
そして18:53、4626Dは上川を出発です。東雲に停まり、その次は安足間。周囲はだいぶ暗くなり、小さな駅舎の窓から漏れる灯りが妙に明るく見えます。「安足間」、知らなければとても「あんたろま」とは読めないですよね。
▲安足間駅の小さな駅舎。
愛山の次は中愛別。ここで上越信号場以来の列車交換です。どちらも19:10着の19:10発。どちらの列車も少しも遅れるわけにはいかない厳しいダイヤです(^_^ゝ。反対側のホームにいるのは、旭川発上川行き普通列車4531D。キハ40-1712の単行です。ヘッドライトが目にまぶしいくらい、あたりは暗くなってきました。
▲中愛別で上川行き4531Dと交換。
このあと、列車は将軍山と北日ノ出は通過し、それ以外には全部停車しながら、南永山には19:53に到着。石北本線だけの駅はこの南永山駅が最後で、その次の新旭川駅では宗谷本線と合流します。新旭川駅が石北本線の起点駅なんですね。
▲20:05、終点旭川に到着~~♪。
▲あれ、旭川駅、僕の記憶と違う。高架駅になってしまったのか?
▲釧路を出発してジャスト11時間、網走から7時間55分、目標達成。