毎日ヶ原新聞

日本全国、時々中国、たまにもっと遠くへ、忘れちゃもったいないから、旅の記録。

香港で「富山ブラック」。

イメージ 4 ▲「麺家いろは」香港店の「富山ブラックらーめん」の大。

 時々北陸へ行く機会が多くなり、富山へ行った時に知ったご当地ラーメン「富山ブラック」。富山で初めて食べて以来、僕は病み付きになっているのですが、その「富山ブラック」の大御所、富山県射水市に本店がある「麺家いろは」が今年3月、ここ香港にオープン!場所は香港島最大の繁華街・銅鑼灣の希雲街7號地下(G/F,7 Haven Street, Causeway Bay)。ちょっと山手に入った狭い小路の中にあります。

イメージ 1 ▲店構えはこんな感じ。

 開店の噂を聞きつけて6月頃に一回行ったのですが、それ以降は機会がなく、先週末たまたま銅鑼へ行ったので、店舗HPに書いてある開店時間の11時を見計らって行ってみたら、シャッターが完全に下りていて、やっていない……。まさか、香港でやっていけなくてわずか半年で店を畳んだのか???

 いや、そんなはずはないと信じ、今日もお昼に買い物で銅鑼灣へ行ったので、寄ってみました。そしたら、なーんだ、ちゃんと営業中じゃん。ドアに書かれた営業時間はお昼12時からになってる。なるほど、開店時間が遅くなってたのね……

イメージ 2 ▲店内には富山の観光ポスターや富山方言番付なども。

イメージ 3 ▲こうして見ると日本にあるお店にいるみたい。

 店内に入ると、左手前が向かい合わせになったカウンター席、右側の壁に沿って奥までがテーブル席、
左奥が厨房という造りで、決して広くはありません。店内には富山の雪の大谷のポスターや富山方言番付などが貼られて、富山の観光をPR。

 また、今は11月に開かれる東京ラーメンショーに向けたキャンペーン実施中で、HK$100以上食べた上でお店のFacebookに写真を投稿などすると抽選に参加でき、1等賞品4泊5日ホテル付き東京行き往復航空券などが当たっちゃうらしいです(キャンペーンは11月11日まで)。

イメージ 10 ▲11月11日まで、東京ラーメンショーを見に行ける抽選キャンペーンやってます。

 さて、今日のオーダーは、味玉やネギなどのトッピングが入らないシンプルな「富山ブラックらーめん」の大と、「いろは餃子」を1枚。

 12時15分に入店したときは客は僕一人でしたが、だんだんとお客が増えてきました。日本人は今のところいないようです。カウンターに座っていると日本のお店にいるのと変わらない気分です。

 そして「富山ブラックらーめん」の大、配膳!

 ひと目見ての感想は、「あれ?あまり黒くないな?」。なんか富山で食べたのよりもスープの黒さが足りないような。こんなんだったかな?(射水本店で食べたときの記事はコチラ)。あと、スープを一口飲んでみると、ちょっと脂が多いような感じも。あ、でも「富山ブラック」独特の黒醤油を煮込んだスープは、ちゃんとおいしいです。麺もしっかり黒く染まってるし、チャーシューもとろりと軟らかく、完食完飲です(^^)。

イメージ 5 ▲スープはもっと黒かったような気がするけど、こんなもん?

イメージ 6 ▲黒醤油スープが黒いので麺も黒く染まるのが「富山ブラック」の特徴(^^)。

イメージ 7 ▲豚バラ肉を秘伝の黒醤油でじっくり煮込んだチャーシューはとろける軟らかさ。

 そこへ「いろは餃子」も登場。「いろは餃子」の特徴は刻みネギがたっぷり付いてくることで、この刻みネギを餃子の上に盛って、それにタレを付けて食べるのです。

 タレにラー油を少し加え、刻みネギを載せた餃子を投入し、食べ始めます。うん、皮が薄くてぱりぱりとした日本の焼き餃子はたまに食べたくなるけれど、おいしいね。あっという間に6個平らげてしまった。

 とにかく、香港の「麺家いろは」、元気に営業中で安心しました。富山ブラックの黒醤油スープは好みの分かれる味なので、とんこつスープ好きの香港人に爆発的に受けるというわけにはいかないと思いますが、いちおうメニューには「豚骨ラーメン」もあるし、他のメニュー「激辛味噌ラーメン」とともに、香港で息の長いお店になってほしいと思います。また行こうっと(^^)。

イメージ 8 ▲刻みネギがたくさん添えられた「いろは餃子」。

イメージ 9 ▲刻みネギを餃子に載せて、タレに付けて食べるとウマイ。