オホーツク沿岸をひた走る(石北本線各駅停車;その18)
▲オホーツクに出て、晴れた~~ヽ(^O^)ノ。釧路のくずついた天気が嘘のよう。
2013年7月31日、摩周&川湯温泉足湯めぐり号。
釧路を発つときには、天気がこんなに好転するなんて思ってもいなかったので、この青い空に青い海は、ウレシイ!です(^^)。
列車は止別、そして浜小清水と停車します。
▲水平線までくっきりです!
▲11:41、浜小清水到着。
藻琴~止別間は釧網本線の絶景区間として全国的にも有名で、列車で訪れる人はもちろん、車や観光バスで駅にだけ訪れる観光客も多いので、この区間の既に無人駅となった駅は、駅舎を改造して喫茶店などが入っていて、のんびり旅情に浸ることができるようになっています。止別駅には「ラーメンきっさ えきばしゃ」があり、浜小清水駅にはレストラン「汽車ポッポ」があり、北浜駅には喫茶店「停車場」、藻琴駅は「軽食&喫茶 トロッコ」、という具合です。僕は北浜駅の「停車場」にしか入ったことはありませんが、時折行き交う列車とオホーツク海を眺めながらのんびり過ごせるお店があるのはうれしいですよね。
▲臨時駅・原生花園駅。けっこう乗り降りがありました。
▲ああ、本当に気持ちが良い!
▲後方の運転台越しに。右の道路は国道244号線、通称「斜里国道」。奥に見えるは海別岳か。
▲遠く知床半島も見えています。
北浜駅が近づくあたりになると、前方右側に陸地が張り出しているのが見えてきます。網走市の北側、能取岬の方ですね。もう終点網走がずいぶん近づいてきました。
こんなに天気が良いなら、ここらへんで途中下車して、海沿いをのんびり歩いたり、それこそ駅にある喫茶店なんかでのんびりコーヒーを飲んだりして過ごしたいものです。ただでさえ短い夏の好天の一日、こんな日にこのエリアに旅行に来られた人は、ラッキーでしたね(^^)。
▲前方に陸地が張り出して見えるのは能取岬方面。
▲ここまで来れば終点網走は近い。
網走駅に到着するや否や、係員が「しれとこ」のトレインマークをはずし、別のトレインマークを差し込んでいます。おなじみ温泉マークに「足湯めぐり」と書いてありますね。
これは10月31日まで運転される臨時列車「摩周&川湯温泉足湯めぐり号」です。網走駅発は14:27で、川湯温泉駅と摩周駅で、駅にある足湯に浸かれるだけの停車時間を設けながら釧路まで行くようです。キハ54-514はこの「足湯めぐり号」の発車時間までしばらく休憩ということですね(^^)。
▲快速「しれとこ」、終点網走駅に到着。
▲トレインマークがすぐに変えられ、「摩周&川湯温泉足湯めぐり号」に変身。