弘前と斜里、意外な結びつき。(石北本線各駅停車;その17)
▲内陸を走るのは中斜里まで。ここを出るとオホーツク海沿岸です。
2013年7月31日、しれとこ斜里ねぷた。
上り快速「しれとこ」は、ジャガイモの特産地清里町の青空の下を、車窓一面に広がるジャガイモ畑を眺めながら快走しています。釧路のぐずついた天気から一転して天気は爽やかな晴れ模様となり、オホーツク海の風景が期待できるようになってきました(^^)。
下り快速「しれとこ」と交換して清里町を出発すると、南斜里は通過して、その次の中斜里に停車です。
▲ジャガイモ畑、その向こうは麦畑かしら?
▲中斜里駅の駅舎はホームベース型ではなかった。
中斜里を出る頃には青空は更に広がり、知床方面の山々もかなり見えるようになってきました。見えているのは知床半島の根元の海別岳の方でしょうか。
この駅には厳寒の2005年1月に降りたことがあります。ここで下車して、バスで知床ウトロの温泉宿に行ったのです(その時の記事はコチラ。)。あの時は寒かったなあ……(^_^ゞ。
▲中斜里を出たあと見えてきたあの山々は知床連山の一部か。
▲11:19、知床斜里駅2番線に到着。後方にはトレインマークは付いてません。
▲知床斜里駅に来るのは2005年1月以来ほぼ8年半ぶり。
知床斜里駅の1番線改札口脇には、弘前の扇ねぷたが飾ってあるのが目を引きます。いや、これは弘前のではなく、斜里独自のものですね。「しれとこ斜里ねぷた」と言い、友好都市である弘前市との文化交流の中から始まった知床最大級のお祭りなのだそうです。大小15基余りの扇ねぷたが町内の目抜き通り約2.5kmを練り歩き、高さ8mのねぷたも登場するとかで、今年は7月26、27日に開催されたばかりでした。こんなところに青森とのつながりが見つかるなんて、うれしいなあ(^^)。
快速「しれとこ」は知床斜里駅で交換待ちのため6分停車します。
11:25に網走方から到着したのは、網走発緑行き普通列車4729D。この日は朝からキハ54とタラコ色のキハ40しか目にしていなかったので、JR北海道色のキハ40はなんだか目に新鮮。キハ40-1720の単行運転です。
▲緑行き4729Dが知床斜里駅に到着。