タラコ色のキハ40(石北本線各駅停車;その13)
2013年7月31日、昔と少しも変わらない釧路駅。
それにしてもどうして釧路駅の1番線ホームはこんなに奥行き(というか幅)があるんでしょう。東京駅や上野駅にだってこんなにスペースに余裕のあるホームはないのでは。かつて釧路駅を発着する列車を利用する人や荷物が大量に行き交っていた頃の名残でしょうか。今や荷物の扱いはなくなり、列車の編成は短くなり、列車の本数そのものも減り、この余裕のあるスペースが却ってわびしさを醸し出していて寂しいです。
▲妙にスペースに余裕のある奥行きの釧路駅1番線ホーム。
▲2/3番線ホームの屋根にも昔と変わらぬ駅名標が。
今現在、JR釧路支社にはタラコ色に塗られたキハ40が3両あり、それぞれの運用が同社のHPに掲載されているようですが、このときやってきたのはそのうちの1両で、キハ40-1749。前面にヘッドマーク(トレインマーク)が差し込めるようになっている車両です。やっぱりタラコ色の気動車は、いいもんですね。懐かしいというばかりでなく、ぴったりと似合っているというか。これに乗って行きたいなあ。
▲JR釧路支社に3両あるタラコ色のうちの1両、キハ40-1749。
▲単行気動車にはホームが長すぎますな。
長い2番線ホームにちょこんと停まった単行気動車、ホームが長すぎてもてあましそうです。
サボは「白糠-釧路」に変わり、09:04発白糠行き2574Dとして折り返すようです。平日ですが、通勤通学の時間帯はとうに終わり、駅構内はがらんとして人けがありません。今にも雨が降ってきそうなどんよりとしたお天気もあいまって、道東一のターミナル駅とは思えない寂しさが漂っています。
▲09:04発の白糠行きになって折り返します。