久々!鰊みがき弁当(石北本線各駅停車;その7)
2013年7月30日、函館のマストアイテム「鰊みがき弁当」。
7月6日、7月15日と続けてJR北海道管内で起きた車両出火事故は、今もJR北海道のダイヤに暗い影を落としています。7月30日のこのときは、何を運休し、代替列車をどう走らせるかがようやく固まった感じの頃で、僕は最初から「スーパー北斗13号」に乗る予定だったので影響はないのですが、その次の「スーパー北斗15号」は長期に運休となっているので、そのしわ寄せで「スーパー北斗13号」は混むことが予想されます。
▲「スーパー北斗13号」、乗る人はもうだいたい乗って、人けの絶えた5/6番線ホーム。
▲トレインマークのアップ。夏のせいか小さい虫が多数付着しております(^_^ゝ。
▲行き止まりの終着駅っていう感じがいいですよね。
僕は、乗り継ぎ時間の20分間を利用していったん改札の外に出て売店をのぞいて回りました。新青森から札幌までの乗車券を持っているので、規則から言えば函館では途中下車できないことになっていると思うのですが(五稜郭-函館区間は「分岐駅を通過する列車に乗車する場合の特例」になるため。)、改札の駅員さんに「駅弁買いたいんですけど」と言ったら出してくれました(^^)。
無事お目当ての駅弁を調達した僕は再びホームに戻り、「スーパー北斗13号」に乗車します。発車前から車内放送で、この日は指定席は満席であることを車窓さんが繰り返し案内していました。やはり、混んでいます。
▲運休の後続列車「スーパー北斗15号」の分までがんばって走ります。
▲この日の指定席は普通車もグリーン車も満席とのこと。
発車するや否や、僕は函館駅で調達した駅弁をオープン。青森で昼食を済ませなかったのは、どうしても函館でこれが食べたかったからなんですが、それは「函館名産鰊みがき弁当」。
製造元の「みかど」が2012年に函館駅駅弁販売店の営業権をジェイ・アールはこだて開発に譲渡してしまったので、「鰊みがき弁当」の行く末を僕は心から心配していたのですが、ジェイ・アールはこだて開発は、駅弁販売事業については「みかど弁当」の名称をそのまま継続使用することにし、「鰊みがき弁当」もそっくりそのままの形で生き残り、胸をなで下ろしたところです。
今回は、この経営権譲渡劇があって以降初めてこの駅弁を手にしたわけですが、お酒がほしくなる濃い味付けの身欠きニシンと大ぶりなカズノコは健在。大満足で完食しました!(^^)
▲5年半ぶりに手にした函館駅「みかど」の「鰊みがき弁当」。
▲いい色に仕上がってますなあ(^^)。大根の味噌漬と茎わかめの箸休めもマストアイテム。