毎日ヶ原新聞

日本全国、時々中国、たまにもっと遠くへ、忘れちゃもったいないから、旅の記録。

785系「スーパー白鳥」(石北本線各駅停車;その3)

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818180020.jpg ▲近くで見るのは初めての785系「スーパー白鳥」。

 2013年7月30日、新青森駅

 青森の実家で数日過ごしたあとは、自分のためにちょっと汽車旅に出ようと、新青森駅へ向かいます。

 新青森駅の南口から入ると、エスカレーターを上って、跨線橋で在来線ホームを跨ぐ形になりますが、窓から見下ろすと、2番線に既に列車が入っています。これから乗る、12:45発の4019M特急「スーパー白鳥19号」函館行きです。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818180011.jpg新青森駅の南口と東口方面を結ぶ跨線橋の上から在来線ホームを見下ろします。

 跨線橋の上から見下ろしたときも「おや、ちょっと形状が違うな」という気はしましたが、ホームに下りて近づいてみると、やっぱり!この日の「スーパー白鳥19号」は通常編成に2両増結した8両編成になっていましたが、その増結車両、つまり青森方の2両は、「スーパーカムイ」や「すずらん」として走っている785系車両を「スーパー白鳥」増結用に改造した785系300番台と呼ばれる車両。見たことはありましたが、ここまで近づいて見るのも乗るのも今回が初めて。なにしろ世界に2両しかない車両ですから、ウレシイです(^^)。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818180015.jpg新青森駅新幹線駅舎をバックに発車を松「スーパー白鳥19号」。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818180030.jpg ▲12:19に到着した「スーパー白鳥26号」から折り返しのための車内整備中。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818180024.jpg ▲初めて間近に見た785系の「スーパー白鳥」トレインマーク。

 この改造された785系300番台の特徴は、基本編成の789系車両との連結面がある7号車。この車両ももともとクモハ785-105という運転台付きの車両だったのですが、300番台への改造にあたって運転台が撤去され、その部分の窓や扉がふさがれてしまったため、なんだかのっぺらぼうのようなつるりとした外観になっていて、なんだか奇妙です(^^)。一方、最後尾、弘前方の1号車はいつもどおりの789系。この日はHE-106編成が充当されているようです。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818180034.jpg ▲789系車両との連結面の785系300番台の顔はのっぺらぼうみたい。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818180048.jpg ▲最後尾1号車はいつもの789系の顔。

 「スーパー白鳥19号」は、12:35着の「はやぶさ9号」を受けることになっているので、「はやぶさ9号」が到着するまでは、ホームは閑散としているし、「スーパー白鳥19号」の車内にも乗客はまばらです。「はやぶさ9号」が到着すれば、乗り継ぎ客がどっと流れてくることでしょう。

 1番線を列車が通過するというアナウンスがホームに流れ、津軽線と分かれたあとから続く直線区間を超低速でゆーーっくりと列車が近づいてきました。EF510-6が牽くコンテナ列車です。どうしてこんなにゆっくりなんだろう?

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818180044.jpg新青森駅1番線を超ゆっくりと通過していくコンテナ貨物列車。