毎日ヶ原新聞

日本全国、時々中国、たまにもっと遠くへ、忘れちゃもったいないから、旅の記録。

セントレアへダイバート(石北本線各駅停車;その1)

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818175830.jpg ▲初めて乗ります、JALワンワールド塗装機。奥には日本では見られない南ア航空。

 2013年7月27日、終電ぎりぎり。

 それでは、やっと今日から、今年2013年の夏休みの旅レポを少しずつUPしていきたいと思います!よろしくおつきあいの程、お願いいたします!(^^)

 最近、日本に帰るときはキャセイパシフィック航空の夜行便を利用することが多い僕ですが、今回は仕事の都合もあって午後発便にせざるを得ず、15:15発の羽田行きJL026便で帰国することにしました。これに乗るのは、今年2月末に出張で帰国したとき以来かな?

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818175826.jpg ▲香港はどんより黒雲立ちこめる雨が降ったり止んだりのお天気。

 この日のJL026便はレジJA-708Jを付けたB777-200。初めて乗る、ワンワールド・マーキングの機材です。14:50頃に25番ゲートに行ったら、もうほとんど搭乗が終わっていて、あわてて僕も乗り込みました。

 この日の香港は黒雲が低く立ちこめ、時折強い雨がざーっと降ってはすぐに止むという不安定なお天気。しかし離陸にはまったく問題ありません。15:10にはもうドア・クローズになり、離陸便が立て込んでいて少々行列になりましたが、15:46にはRWY07Rから無事離陸しました。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818175837.jpg ▲青空の下を日本へ向けて順調に飛行。

 この日の僕の席は21K席、プレミアムエコノミー席です。いちばん安いエコノミークラス席とHK$100(=約1,300円)しか違わなかったので、迷わずプレミアムエコノミー席を購入したんです。わずか1,000円ちょっと追加するだけで、ラウンジが使え、シートも広めでゆったり行けるんですから、ウレシイです。

 というところで機内食。飲み物は初めてシャンパンをお願いしてみましたが、その小瓶は、コルク栓がしてあると思いきや、スクリューキャップ。機内をコルク栓が飛び交ったら危ないもんね(笑)。おつまみはあられミックスとドライなっとうの2つが付いてウレシイ(^^)。

 機内食のメインディッシュはカツカレー、それにそうめんやサラダ、フルーツ、ハーゲンダッツも付いて、なかなかのボリューム。最近著しくしょぼくなってきたキャセイ機内食と比べると、エコノミークラスの機内食でも「さすがJAL!」と感心してしまいます(^^)。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818175850.jpg ▲見た目はコルク栓だけど実はスクリューキャップというシャンパンの小瓶がおもしろい。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818175845.jpg機内食はなかなかのボリューム。夜便なので遠慮なくアルコールもいただけます(^^)。

 シートテレビが装備されているので、今回は映画「プラチナデータ」を鑑賞。東野圭吾の原作は読んだことがあったんですが、原作と比べるとちょいとこの映画は……二宮くんが……まあいいけど(^_^ゞ。

 機窓の外はすっかりと日が暮れて、ナイトフライトになってきました。「プラチナデータ」も見終わって、シートテレビの画面をフライトマップに切り替えて見ていると、離陸後約3時間で、紀伊半島沖にさしかかってきました。

 が、ここでキャプテンから、羽田空港上空の悪天候と、それに伴うRWYチェンジのため、紀伊半島沖でしばらくホールディング(ぐるぐる旋回しながら待機)するとの機内アナウンス。あれまあ。羽田は到着ラッシュの時間帯なので、滑走路が変わると調整に時間がかかるのでしょうね。

 我がJL026便は、紀伊半島沖の高度24,000フィート(7,315m)で19:55から旋回を始め、ぐるぐると1周、2周、3周、4周、なかなか解除にならないな。すると20:24、再びキャプテン。羽田空港上空の天候は更に悪化し、巨大な積乱雲が発生したので、セントレアへいったん着陸することに決定した、とのアナウンス。なんと!!

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818175855.jpgセントレアの貨物エリアのスポットに入ったJL026便。

 ホールディングの旋回を5周回ってから北へ向かったJL026便は、21時ちょうどにセントレアRWY36にランディングし、貨物エリアにスポットインしました。羽田の天候回復を待って再出発するということなので、降機はできません。検疫係官が乗り込んできて発熱チェックをするだけです。機内では再び飲み物が配られ、僕は映画をもう一本観ることに。今度は今年公開されたばかりの瀧本智行監督「脳男」。結局最後まで観られなかったんですが、「プラチナデータ」よりこっちを先に観ればよかったよ(^_^ゝ。

 21:54、キャプテン、「再出発まであと1時間ほどかかる見込み」とアナウンス。しかしその約20分後の22:17、「予定よりだいぶ早く出発できることになった」とのアナウンスがあって、22:21にプッシュバックが始まり、22:35にRWY36からテイクオフ!やっと羽田へ向かうことができます。窓からは旧暦20日の「更待月」が明るく懸かっているのが見え、羽田の悪天候がどうにも信じられません。

 そして23:26、羽田空港RWY34Lにランディングし112番スポットに到着しました。定刻の到着時刻が20:25ですから、ちょうど3時間遅れとなってしまったわけです。他にも悪天候で遅れたのか到着便が重なって、入国審査場や荷物引き取りのターンテーブル、税関は大混雑。終電の時刻も刻々と近づいてきていて、焦りが募ります。

 驚いたのは、香港をJL026便より45分早く出発したNH1172便や1時間遅く出発したCX542便はほぼ定刻に羽田に到着していたこと。なぜJL026便だけ???ほんのわずかな時間のズレで明暗が分かれたんでしょうなあ。あー疲れた。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mainichigaharu/20190818/20190818175859.jpg ▲3時間遅れで羽田空港国際線ターミナル112番スポットにやっと到着。