東京豚骨拉麺ばんから(ニッポンの秋を探して・その65)
▲飲んだ後のシメにしてはボリューミー過ぎるかしら。
2011年11月19日、まだ食べるの。
新橋の現代青森料理とワインの店「ボワ・ヴェール」で、青森の食材をふんだんに使ったお料理と青森の地酒をあれだけ飲み食いしたというのに、どうしても〆めにはラーメンが食べたいワタシたち。地下にある「ボア・ヴェール」から階段を上って地上に出ると外は雨。11月の冷たい雨の中、新橋駅近くでラーメン屋を探します。
そして目に留まったのが「東京豚骨」と書かれた巨大な看板。とんこつスープは好きではないが、他に探すのもめんどうだからここにしよう。
▲明るいライトに照らし出された「東京豚骨」の看板。新橋は雨。
店内は奥行きのある細長い造り。入ってすぐの両側にテーブルがまずあって、奥のほうが右側が厨房、左側が細長い廊下のようになって突き当たりまでテーブルが並び、厨房の壁に面して一部がカウンター席になっています。今流行りのレトロというか古くさい感じの内装で、昭和の食堂を再現したということでしょうか。
我々は、廊下の奥の方のテーブルに席を占めて、まずは冷えたジョッキでビールを乾杯!
▲店内はレトロ調というか古くさい造りというか、こういう内装、多いですよね。
▲ちゃんとジョッキも冷やしてありますね(^^)。
ここのラーメンの特徴はまずスープ。「豚骨醤油は鮮度を重視して別炊きにした厳選背脂の甘みと旨さが溶け出す特濃スープ」、「豚骨などを長時間ていねいに炊き上げた超濃厚とんこつスープ!ミルキーでクリーミーなスープはとんこつ特有の臭みはまったくありません!」とのこと。麺も「おいしさを引き出すためにそれぞれに合った麺を使用し、旨さを極限まで引き上げます」。
なるほど。しかしビールにはやっぱり餃子がほしいな。焼き餃子一枚ちょうだい。
▲日本の焼き餃子はおいしいですよね。皮が薄くてぱりぱりで、ビールにぴったり。
そしてラーメン・タイム。
相方はつけ麺好きなので、つけ麺をオーダー。スープは見るからに濃厚そう。「ばんから自慢のガラスープで仕上げたほんのり甘い熱々のスープ」であるとのこと。とんこつスープじゃないんですね。
麺はつるつるでもちもちの中太麺。なかなかいい黄色で、つけ麺にはぴったりな感じの麺です。その麺の上にはメンマとチャーシューがトッピングされてます。うむ、なかなかうまそう。
麺はつるつるでもちもちの中太麺。なかなかいい黄色で、つけ麺にはぴったりな感じの麺です。その麺の上にはメンマとチャーシューがトッピングされてます。うむ、なかなかうまそう。
▲つけ麺が配膳されました!
▲こういう食べ応えのある麺、好きですねぇ。
▲見るからに濃厚なスープ。刻みネギとゴマたっぷりなのはうれしい。
待つことしばしして配膳されたその「辛ねぎばんから」は、おおお、かなりのボリューム。たっぷりの辛ねぎ以外にも、挽肉そぼろ、メンマ、チャーシュー、海苔などがたっぷり。スープに浮く背脂がまた見るからにこってり。しかし、スープはいわゆる豚骨醤油というやつなので、とんこつスープ嫌いの僕でもこれならまあだいじょうぶ。麺はつけ麺よりは細めでしょうか。それでも食べ応え十分で、がっつりといただきました。さあ、もうこれ以上腹には何も入らないよ!(^^)
▲餃子をつまみにビールを飲んでいるとやがて配膳、辛ねぎばんから。
▲麺が見えないほど大量のトッピング。辛ねぎは確かに食感シャキシャキでgood!
▲つけ麺よりは細い感じの麺をリフトアップ!そしてそのままイートイン!