晩秋のE2系(ニッポンの秋を探して・その57)
▲差し込む日の光が早や夕焼け色の新青森駅新幹線ホーム。
2011年11月17日、盛岡以北を走るE2系。
この日は、仙台に住んでいる元同僚との飲み会なので、ちょいと仙台へ繰り出します。
11月も後半となりますと、秋の日はつるべ落としとよく言いますが、青森の場合は初冬の日は本当に落ちるのが早い。まだ午後4時前だというのに、日は早や大きく傾き、日の光はあかね色を帯びています。
そんなあかね色の夕日が差す新青森駅新幹線ホーム。これから乗るのは16:08発の「はやて34号」です。まだまだE2系が主流の頃ですから、「あー残念、今日もE5系じゃなかった……(涙)」としょんぼりしながら乗り込みます。
▲次の発車は13番線から、16:08発「はやて34号」。
車内はガラガラ。平日の午後4時台発の上り「はやて」、新青森発車時点ではこんなものでしょうか。だいたいガラガラで新青森を出発し、盛岡で乗客が少し増えて、仙台でどっと増えるという感じです。仙台以北、盛岡以北の利用客は、季節的な需要がある時期じゃないとあまり多くないのが常ですね。
▲新青森駅の発車時間が迫っていますが、車内はガラガラです。
新青森から岩手県を抜けるぐらいまでは大部分がトンネルですし、そのうち日も本格的に暮れてきて、トンネルじゃなくても外は暗くなり、車窓の景色を楽しむという感じではありません。こうなってしまうと、車販の熱いコーヒーを飲みながら読書する(か、または寝るかする)のが僕の車内の過ごし方(^^)。
盛岡を出発すると次の停車駅はもう仙台。仙台には18:03の到着です。どの乗車口にも長い列ができています。仙台からはほぼ満席になることでしょう。前方には「こまち34号」も連結されています。僕はここで下車して、さあ飲み会だ!(^^)
▲帰宅ラッシュにさしかかって混雑する仙台駅に到着。
▲盛岡から「こまち34号」も連結されて、16両編成で大宮、上野、東京を目指します。