三角屋根の松山駅(ニッポンの秋を探して・その54)
▲終点松山駅1番線に到着した「しおかぜ11号」。
2011年11月14日、松山駅、頭上に月。
宇多津を出発した11M特急「しおかぜ11号」、僕はまだ眠っておりません!(笑)
宇多津を出ると次の停車駅は隣駅の丸亀、13:17。このあと多度津13:21、観音寺13:37、川之江、伊予三島と停まってまいります。伊予三島では、13:52の同時発車で18M特急「しおかぜ18号」と交換します。伊予三島を出ると停車駅は新居浜、伊予西条、壬生川、今治です。
▲8両編成になって最初の停車駅は宇多津の隣駅丸亀。
▲伊予三島では「しおかぜ18号」と交換。
そして終点松山には、15:17の到着です。
松山到着時には、松山名物の乗換があります。宇和島行き特急「宇和海」への同一ホーム乗換です。「しおかぜ11号」は松山駅の1番線に到着しますが、それから乗り継げる15:27発の1069D特急「宇和海19号」は、同じ1番線の、「しおかぜ11号」の先頭車1号車のちょい先に停まっていて、「宇和海19号」に乗り継ぎたい人は、「しおかぜ11号」を降りたらそのホームを進行方向へずんずん歩いて行くだけでよいのです。階段の上り下りとかがないので楽で良いですね。
▲折り返しの「しおかぜ24号」に並ぶ人たちや「宇和海19号」への乗継客で混雑する1番線。
さて、久しぶりに松山へやってきました。このあとはいつもの師匠のお世話で温泉へ行き、晩はゆっくり積もる話を酒の肴にウマイ酒を飲むことになっております。
松山駅を出たらまずはホテルへ向かいます。振り返ると、松山駅のいつもの三角屋根。この三角屋根は、1927年開業当時の初代駅舎の面影を濃く残しているようです。しかし、現在松山駅周辺は現在高架化事業が進んでいるそうです。2020年までの完工を目指しているとのことなのでまだ先のことと言えば先のことですが、この三角屋根の駅舎もそれまでということになるのでしょうか。少し寂しいような気もします。
▲松山駅正面の三角屋根。開業当時の面影を残す。(翌11月15日朝撮影)。
▲翌11月15日朝6時40分頃の松山駅。駅舎の上に月齢19日の月が懸かっています。