立山連峰が見えた日。（GW4泊5日春の帰省；その7）

▲地元に住んでいてもここまで美しく見える日はめったにないという立山連峰。

　2013年4月27、28日、富山、良い天気。

　富山入りした翌日の午後、時間ができたのでふらっと富山駅北側の「富山県富岩運河環水公園」に立ち寄ってみました。富山の自然と富岩運河の歴史を活かし、旧舟だまりを利用した水辺空間を中心にしたこの公園は散歩にうってつけ。スタバもあるのでコーヒーを買い、店内は激混みなので店内で飲むことはあきらめて、運河沿いのベンチで爽やかな風に当たりながらのんびりコーヒータイムにします。

　この公園は、富山空港へ到着する飛行機の機内からも富山駅の手前によく見える場所で、前日羽田から到着したときもはっきり見えていたのですが、ちょうど羽田からの飛行機が飛んできて、頭上をかすめていきました。富山空港16:25着のANA887便ですね。

▲富岩運河環水公園の運河端でコーヒーを飲んでいたら上空に飛行機出現。

▲羽田発富山行きANA887便のファイナルアプローチ。

▲前日機内から見えた公園から、この日は逆に飛行機を見上げました。

　翌28日の富山地方は快晴。あまりに天気がよく、昼過ぎにふと見ると、めったにくっきりとは姿を現すことのない立山連峰が信じられないほど良く見えていたので、これは立山連峰眺望スポットへ行ってみないわけにはいかないと、出かけることにしました。

　立山連峰のビュースポットと言えば、呉羽山。さっそく呉羽山の「呉羽山公園展望台（立山あおぐ特等席）」へ。思ったとおり、立山連峰の素晴らしいパノラマが眼前に広がっているではないですか！広い場所ではありませんが、写真愛好家や家族連れなど大勢の人が来ていました。

▲手前は北陸新幹線の高架。E7系と立山連峰が一緒のフレームに収まる日も間近。

▲呉羽山公園展望台には大勢の人が見に来てます。

　いやーー、これはスバラシイ。ほぅ～～っとため息が出る風景とはまさにこれですね。立山連峰に残るまだまだたくさんの残雪の白が快晴の青空に映え、残雪のおかげで稜線がなおさらくっきりとし、手前の呉羽山の斜面は新緑の緑に春の花のピンクや白が混じり、その間に富山市の市街地がはさまれるように広がり、立山連峰の雄大さが引き立ちます。いやいや、本当に素晴らしいです。いつまで眺めていても飽きると言うことがありません。

▲北陸新幹線高架越しに富山駅方面に見える立山連峰。

▲これは富山空港方面、南側に広がる立山連峰。

▲山頂付近の残雪はまだまだ深そう。

　この呉羽山展望台から南の方に目をこらしてみると、実は富山空港が見えるんです。じーっと見てみると、タキシングしているように見える飛行機の姿が。これはもうすぐ離陸するのではないか、離陸したら立山連峰と一緒のショットが撮れるのではとちょっと機体。

　待つことしばし、飛行機は離陸しました。定刻15:20発の羽田行きANA888便です。RWY02から北へ向かっての離陸ですが、残念ながらすぐに高度がぐんぐん上がってしまい、立山連峰と絡むことはありませんでした。惜しい！でもホントに素晴らしい、呉羽山からの立山連峰の眺めでした！

▲富山空港RWY02から離陸した羽田行きANA888便。