成田空港がくっきり(冬のニッポン雪景色;その51)
▲上空から眺める成田空港の全貌。もっと運用時間を長くしてもらいたいものです。
2013年2月17日、東京湾横断。
成田発香港行きCX509便は09:25にタキシングを始め、UA機の着陸を待ってRWYに入り、09:42にRWY34Lから北へ向けて離陸しました。高度をぐんぐん上げながら、やがて右へ右へと大きく旋回し、進路を西に取ります。
進路を西に変えると、離陸してきたばかりの成田空港の方へ戻ることになり、眼下に成田空港の全貌が見えてきます。この日は特にはっきりと見えたような気がします。
こうして成田空港の全体像を眺めてみると、2本の平行滑走路を斜めに結ぶタキシーウエイは、まるで羽田空港のRWY04/22滑走路のような3本目の滑走路のように見えます。
▲昨年12月に国内最長4,000mの滑走路として完全運用を開始したA滑走路が正面に。
▲ターミナルもくっきり。午前10時、ほとんどのゲートスポットに飛行機が入ってますね。
もう少し西へと飛行を続けると、東京湾上空にさしかかります。
東京湾にさしかかると見えてくるのがおなじみ東京ディズニーリゾートと葛西臨海公園。TDRは四角い埋め立て地の一角にあるので遠目にはわかりにくいですが、葛西臨海公園は海岸に弧を描いた砂洲が二つあり、大きな観覧車もあるのですぐ見つかります。荒川河口のすぐ脇というのも見つけやすい理由ですね。
▲右の河口が江戸川、左が荒川。
次に見えてくるのが羽田空港。
おっと、その前に、真下には東京湾アクアライン、海ほたるですね。木更津側からのびる橋と海ほたるパーキングエリア、そしてその先に顔をのぞかせる「風の塔(川崎人工島)」がよく見えます。そして更にその先に広がっているのが羽田空港です。
羽田空港は、D滑走路だけが空港本体から切り離された「別物」のように見えますね。4本の滑走路を駆使して朝から無数の飛行機が飛び交っていることでしょう。
▲その奥には羽田空港。D滑走路だけ「別物」みたい。