終点宍道でタラコ色(冬のニッポン雪景色;その40)
2013年2月13日、終点宍道。
南大東、出雲大東と停車し、次は幡屋。停車駅ごとに下校生を中心に乗客が増え、備後落合からほとんど空気ばかり運んできた車内に活気がみなぎります。幡屋の次の加茂中駅は1面2線のホームがあって行き違いが可能なので、ここでしばらく停車して交換列車を待ち、17:23、宍道発木次行き1455Dと行き違います。
▲加茂中駅で木次行き1455Dとの行き違い待ちをします。
▲加茂中駅のホームは少し高台になって周囲の見晴らしが良い。
加茂中を出ると次は南宍道。車内は高校生でいっぱいになり、17:36、1462Dは終点宍道駅の3番線に到着しました。備後落合から通しで2時間55分、木次線完乗の旅が終わりを告げました。車内からは高校生が続々降りてきて、一瞬ホームが人でいっぱいになります。
▲終点宍道に到着した1462Dからはどっと高校生が吐き出されました。
跨線橋を渡って改札口のほうへ向かうと、駅舎から直接続く1番線がなにやら騒がしい。何か列車が入っているようです。
跨線橋の窓から覗くと、そこにはタラコ色が!17:40発の出雲市発米子行き142Dですね。この日、三次を出てからずっとキハ120オンリーの旅をしてきたので、キハ120以外の車両を目にするのは新鮮ですし、山陰まで来てタラコ色が見られて、うれしいです(^^)。
142Dは、下校生をたくさん乗せて、エンジン音をけたたましく鳴らして発車していきました。タラコ色のキハ47が遠ざかるとともに、再び夕闇と静寂が宍道駅に戻ってきます。さて、僕は、駅の外に出てみようかな。
▲急いで跨線橋を下りると、そこにはタラコ色のキハ47が!
▲出雲市方の車両はキハ47-2009。米子行き142Dです。